Interface Mapping Toolkit (既知の問題点)
IMTK では、一般に ODOSLIDE コンパイラ指令はサポートされていません。ただし、ODOOSVS コンパイラ指令やいくつかの DIALECT 指令の設定で ODOSLIDE が自動的に設定されます。そのため、ODOSLIDE 指令を使用してコンパイルする必要がないプログラムの場合は、コンパイラ
エラーを回避するために NOODOSLIDE コンパイラ指令を指定します。
ネストされた OCCURS DEPENDING ON 句を含むプログラムの場合は、コンパイルに ODOSLIDE 指令が必要になるため、OCCURS DEPENDING ON 構文を OCCURS COUNT IN に変更します。この変更により、IMTK
では ODOSLIDE 指令を使用せずにコンパイルできるようになり、IMTK 環境以外では ODOSLIDE を使用したコンパイルが引き続き有効になります。
AIX v7.2 では、imtkmake -genclient を正しく機能させるために、IBM のパッチ APAR IJ04075 をインストールする必要があります。パッチのインストール方法の詳細については、http://www.microfocus.com/docs/links.asp?vc=IBM_APAR_IJ04075 を参照してください。
REST/JSON IMTK 実装 - Web ブラウザー内のスクリプトからエンタープライズ サーバーにディプロイされた REST サービスに送信される HTTP 要求は、同一生成元ポリシー (SOP) のために失敗する可能性があります。一部のブラウザーでは、クロスオリジン要求を正常に送信できるようにするクロスオリジン
リソース共有 (CORS) などの、SOP を緩和するための技法を実装 (または実装するプラグインをサポート) できる場合があります。REST サービスの場合、Enterprise Server は SOP を緩和する方法を実装していません。つまり、CORS
(またはその他の SOP 緩和技法) を実装しているブラウザーを使用している場合でも、Enterprise Server がサーバー側で同等の技法を実装していないために、スクリプトからの要求が禁止される可能性があります。
Java インターフェイスの各グループ フィールド (サブ項目を含むフィールド) には、そのインターフェイスのオペレーション内で一意の名前をつける必要があります。一意でない場合は、クライアント生成が失敗する可能性があります。
サービス インターフェイスのテストクライアントを生成するときに、エラー メッセージ「>>> COBOL Interface generation failed Could not find a part of the path <path> 」が表示された場合は、Microsoft Internet Information Server (IIS) がシステムにインストールされていないことが原因と考えられます。