添え字は、個別にデータ名が指定されていない同種の要素のリストまたは表の中の、個々の要素を参照するためにのみ使用できる (「OCCURS 句」トピックを参照)。
添え字として使用できるのは、整数である数値定数、データ名、後ろに「+」または「-」演算子が続くデータ名、または符号なしの整数数値定数が続くデータ名のいずれかである。データ名を使用する場合、このデータは数値基本項目で整数とする。添え字全体は、左かっこと右かっこが対になった分離符で区切る必要がある。
添え字に使用するデータ名には符号を指定できる (正符号のみ)。添え字が取り得る最小値は 1 である。この値は、テーブルの最初の要素を指す。表の要素の 2 番目以降をポイントする添え字の値は、2、3、... と続く。 添え字が取り得る最大値は、どのような場合であれ、OCCURS 句で指定した項目の反復回数の最大値である。
表の要素を一意に識別する添え字または添え字の組は、対象とする表要素のデータ名の後ろに、一対の左かっこと右かっこで囲んで付けて区切られる。表要素のデータ名に添え字を付けたものを、添え字付きデータ名または一意名と呼ぶ。複数の添え字を指定する必要がある場合は、データ構造の階層の上位のものから書く。添え字は 3 個まで指定できる。
添え字は 7 個まで指定できる。
添え字は 16 個まで指定できる。
または、他の表を記述する指標を代わりに使用できる。ただし、2 つの表に含まれる要素のサイズが同じである場合に限る。
同じ一意名の中で、添え字と指標は併用できる。
またはデータ
添え字が浮動小数点項目の場合、その値は最も近い整数に丸められるか、端数が切り捨てられる。
arithmetic-expression-1 が指定され、算術式の最終結果が整数でない場合、最終結果の端数は切り捨てられる。中間結果は切り捨てられない。
arithmetic-expression-1 が指定され、算術式の最終結果または中間結果が負の場合、その影響は予測不可能となる。
integer-2 または
integer-3 を指定した場合、添え字の値は次のようにして決定される。演算子「+」を指定した場合は、
integer-2 または
integer-3 の値が追加される。演算子「-」を指定した場合は、
integer-2 または
integer-3 の値が差し引かれる。
次のいずれかが該当する。
出現番号は、index-name-1 が参照する指標の値によって表される。
出現番号は、data-name-2 が参照するデータ項目の値によって表される場合もある。
説明: