この手順では、Enterprise Server 環境で設定されたEnterprise Server のデフォルトのセキュリティ構成を無効化できるシステム上での対話型セッションが必要です。Windows では、サービスを停止および開始するための権限が必要になります。UNIX では、製品の構成領域で commonwebadmin.json などのファイルを変更する権限が必要になります。
リリース 10.0 以降、
Visual COBOL および
Enterprise Server は、基本的なデフォルトのセキュリティ構成を使用して、セキュリティが有効になった状態でインストールされます。別のセキュリティ構成を使用する場合、またはセキュリティを完全に無効にする場合は、次の手順に従ってデフォルトのセキュリティ構成を無効にします。
注：Micro Focus では、セキュリティを有効にせずに Visual COBOL を実行することは推奨していません。詳細については、「Enterprise Server にデフォルトのセキュリティ構成がある理由」を参照してください。
- コマンド DisableESDefaultSecurity.cmd を実行します。スクリプトによってデフォルトのセキュリティが無効になると、一連のメッセージが表示されます。
- 実行中のエンタープライズ サーバー リージョンを再起動して、構成の変更を有効にします。リージョンの開始/停止やその他のアクションに資格情報が必要でなくなります。
c:\>DisableESDefaultSecurity.cmd
Micro Focus DisableESDefaultSecurity utility: Version 1.0.0
MFDS is using ES Default Security, attempting to disable.
MFDS mfdsacfg.xml backup file created C:\ProgramData\Micro Focus\Enterprise Developer\20240307164321_mfdsacfg.xml
MFDS esm.dat backup file created C:\ProgramData\Micro Focus\Enterprise Developer\MFDS\20240307164321_des_esm.dat
MFDS is no longer using ES Default Security.
ESCWA is using ES Default Security, attempting to disable.
ESCWA commonwedadmin.json backup file created C:\ProgramData\Micro Focus\Enterprise Developer\ESCWA\20240307164321_commonwebadmin.json
ESCWA is no longer using ES Default Security.
Backed up secret "microfocus\temp\admin" to "microfocus\temp\admin.disabled"
Backed up secret "microfocus\common\readonly" to "microfocus\common\readonly.disabled"