Visual Studio (既知の問題点)
プロジェクト:
- メイン プログラムの設定時に [Application] プロパティ ページのスタートアップ オブジェクトは使用できません。スタートアップ オブジェクトは、ILMAIN 指令を使用して指定した、クラス内の最初の静的メソッドである必要があります。
- ファイルのインポート中に IDE が応答しなくなる可能性があるため、多数のファイルまたはフォルダーをドラッグ アンド ドロップで追加することはお勧めしません。プロジェクトにファイルを追加するには、[File > Create Project From Existing Code] を使用するか、ソリューション エクスプローラーでプロジェクト レベルのコンテキスト メニュー コマンドの [Add Existing Files] または [Add Existing COBOL Files] を使用してください。
- filename.xaml ファイルを含むプロジェクトをリビルドしようとすると、プロジェクトの出力を削除できないというビルド エラーが発生することがあります。この原因としては、ウイルス対策ソフトウェアのリアルタイム スキャナーのようなサード パーティ アプリケーションによってファイルがロックされていることなどが考えられます。この問題を回避するには、リビルドの代わりにビルドを実行してください。
- WPF COBOL プロジェクトにビットマップまたはアイコンを追加する際、そのリソースの [Build Action] はデフォルトで [None] に設定されます。ビルドされた出力にリソースを含めるには、[Build Action] を [Resource] に手動で設定する必要があります。
- マルチ出力プロジェクト テンプレートには次の制限があります。
- クラス、WinForm、リソース、サービス リファレンス、Web リファレンスなどの .NET リソースを追加することはサポートされません。これらは別の .NET プロジェクト内で作成し、そのプロジェクトを手続き型マルチ出力プロジェクトから参照する必要があります。
- 手続き型マルチ出力プロジェクトから生成されるプログラムは、他の .NET プロジェクトから参照できず、オブジェクト COBOL 構文を使用しても参照できません。ただしマルチ出力プロジェクトは、他の .NET プロジェクト タイプへの参照の追加をサポートします。
エディター:
- コード スニペットを管理する際や新しいカスタム コード スニペットを作成する際は、Visual Studio コード スニペット マネージャー (ここをクリック) を使用する必要があります。スニペットはデフォルトのインストール フォルダーで直接編集しないでください。その場所で行った変更は元に戻され、以降の Patch Update リリースなどで Visual COBOL にアップグレードをインストールすると失われます。Microsoft の手順に従うと、Patch Update のインストール時にスニペットが正しく処理されます。
- 以前に 32766 回参照されたデータ項目は、赤ではなく灰色で表示されます。
検索:
- プログラムが依存するコピーブックを IDE で検索する際、[Tools > Options > Text Editor > Micro Focus COBOL > Advanced] でコピーブックが拡張子として指定されていないと、プロジェクトのプロパティの [COBOL] タブにある [Additional directives] フィールドでのみ COPYEXT が調べられます。COBOL.DIR およびファイルのプロパティはチェックされません。この制限を回避するには、[Tools > Options > Text Editor > Micro Focus COBOL > Advanced] の [Copybook extensions] オプションに拡張子が追加されていることを確認してください。