Visual COBOL には Mainframe Subsystem Support (MSS) は含まれていないため、MSS 機能を含む Net Express プロジェクトを変換することはできません。そのようなプロジェクトを変換するには、Rocket Software Enterprise Developer を使用する必要があります。
インポート対象の Net Express プロジェクトが Visual COBOL ではサポートされない機能を使用している場合でも、ウィザードでは Visual Studio ソリューションを生成します。プロジェクトを正常にコンパイルして実行するには、場合によりあらかじめ追加の手順 (ソース ファイルの編集、アプリケーションの部分的な手直しなど)
を実行する必要があります。
多数のプログラムを作成する Net Express プロジェクトをインポートすると、Net Express Project Import ウィザードが多数の Visual Studio プロジェクトを作成する場合があります。多数のプロジェクトを処理すると、ソリューションのロードまたはビルド時にメモリ不足エラーが報告される場合があります。Net Express プロジェクトをインポートすると、Net Express Project Import ウィザードに、この可能性をユーザーに知らせるアラートが表示されます。
Visual Studio で Net Express プロジェクト (.app) ファイルを開いて Visual Studio ソリューションに変換すると、Visual Studio の最近のプロジェクト リストには、元の Net Express プロジェクト .app ファイルへの参照が保存されますが、変換された Visual Studio ソリューションへの参照は保存されません。このソリューションを閉じた後に IDE で再度開く必要がある場合は、[File > Open] を使用するか、ソリューション ディレクトリに移動してソリューションをダブルクリックする必要があります。