埋め込み SQL 文が正常に実行できたかどうかを確認する手段としては、SQLCODE 変数の値をチェックするのが最も一般的です。
SQLCODE 値の詳細は、ヘルプ トピック「SQLCODE 値」を参照してください。
DB2 LUW
DB2 の場合には、上記以外にも正の値が返される可能性があります。それは、SQL 文は正常に実行されましたが、警告メッセージがあるという意味です。
COBSQL
COBSQL の場合には、上記以外にも正の値が返される可能性があります。それは、SQL 文は正常に実行されましたが、警告メッセージがあるという意味です。
- SQLCODE に設定できる正の値がとる範囲の詳細は、Oracle、Sybase、または Informix のエラー メッセージマニュアルをそれぞれ参照してください。また、上記の SQLCODE は OpenESQL によって生成されるものです。Oracle、Sybase、または Infomix で返されるエラーはそれぞれ異なります。返されるエラーの詳細は、『Oracle エラー メッセージ』、『Sybase Error Messages』、または『Informix Error Messages』のマニュアルを参照してください。
- 値 +100 は、「データが見つからない」ことを表す ANSI 標準規格です。Oracle では「データが見つからない」場合には、別の値を返すことがあります。Oracle を使用して、「データが見つからない」場合に 100 が返されるようにするには、プリコンパイラ指令で MODE=ANSI または END_OF_FETCH=100 のいずれかを設定する必要があります。これによって、Oracle プリコンパイラの SQL 文の扱いかたに影響が及ぼされます。Oracle プリコンパイラ MODE または END_OF_FETCH=+100 指令の詳細は、『ORACLE プリコンパイラ プログラマーズ ガイド』を参照してください。
- SQLCODE が 0 の場合でも警告が生成されている可能性があります。sqlwarn フラグの値をチェックして、警告の種類を確認してください。Oracle、Sybase、および Informix では、データベース サーバーがアプリケーションに警告を返すときには、常に sqlwarn0 が設定されます。