64 ビット プラットフォーム上で実行されるJava COBOL アプリケーションは、32 ビットまたは 64 ビットのJVM のどちらも使用することができます。
プラットフォームを 64 ビットに設定するには、JVM Build Path で指定された JRE Library に変更するため、以下の手順を行ってください。
- COBOL Explorer でプロジェクトを右クリックし、[Properties] を選択します。
- [Micro Focus] を展開し、[JVM Build Path] をクリックします。
- [Libraries] タブで、[Add library] をクリックします。
- [JRE System Library] をクリックし、[Next] をクリックします。
- [Alternate JRE] をクリックします。
- 64 ビット JRE がドロップダウン リストにある場合、それを選択します。ない場合、[Installed JREs] をクリックし、[Preferences] ダイアログ ボックスを使用して 64 ビット JRE ライブラリを追加するか、探します。
- [JRE System Library] ウィザードで、[Finish] をクリックして、JRE ライブラリを JVM Build Path に追加します。
注: オプションで、[
Order and Export] を使用して、不要な JRE を削除するか、JRE にアクセスする順序を変更します。
ほとんどの COBOL プログラムは、再コンパイルしないで 64 ビット システムで実行することができます。ただし、場合によっては、アプリケーション内の COBOL ポインター項目のサイズが、デフォルトの 32 ビットではなく 64 ビットで割り当てられていることを確認する必要があります。これを行うには、プロジェクト プロパティで [64 ビット ポインターの生成] を設定します。
次のような場合に、64 ビットポインターを生成する必要があります。
- アプリケーション内のすべてのプログラムのデータを合わせると、32 ビットを超えるアドレス空間を必要とする場合
- マネージ COBOL が 64 ビット JVM 上でネイティブ COBOL を呼び出し、そのマネージ COBOL が、ポインターを含む構造を持つパラメーターを渡す場合
アプリケーションがネイティブ COBOL コードを使用しており、そのコードを 64 ビット JVM, 上で実行する必要がある場合は、そのコードが適切な 64 ビットプロセッサをターゲットにするように再コンパイルされていることを確認する必要があります。