データベース参照ファイルには、データ ファイルへの参照が含まれるほか、データ ファイルに対して Fileshare サーバーが実行するアクションが含まれます。
ここでは、ここまで既に説明した機能を利用するための、データベース参照ファイルの作成方法と更新方法について説明します。
データベース参照ファイルの作成や変更を行う場合は、データベース参照ファイル メンテナンス ユーティリティを使用する必要があります。これは、データベース参照ファイルの情報が特殊な形式で格納されているためです。
注:
- UNIX:ここでは、オプションがスラッシュ (/) で始まって示されています。これは Windows でのオプションの指定方法です。UNIX では、スラッシュではなくハイフン (-) を使用してください。
- UNIX:ファイル名は Windows の命名規則を使用して示されています。UNIX では、UNIX のファイル命名規則を使用してください。
データベース参照ファイル メンテナンス ユーティリティを呼び出すには、/d (データベース) オプションを使用します。次に例を示します。
fs /d dbase.ref [options]
パラメーターは次のとおりです。
dbase.ref |
データベース参照ファイルの名前です。データベース参照ファイルが存在しない場合は、新規作成されます。 |
オプション |
データベース参照ファイルで実行する操作を指定するオプションです。データベース参照ファイル メンテナンス ユーティリティを起動するたびに、指定したデータベース参照ファイルに対してレコードの追加や削除を行います。 |
データベース参照ファイルには、次のいくつかのレコードを追加できます。