クロスセッション デバッグとは、デバッグ対象プログラムが実行されているコンソールと異なるコンソールで Animator を使用するデバッグ手法です。この方法は動的アタッチによるデバッグに似ていますが、クロスセッションデバッグでは最初に Animator を起動して待機させます。 その後、次のいずれかの条件を満たす COBOL プログラムを起動すると、そのプログラムに Animator がアタッチされます。これらは次のとおりです。
- 2 つのセッションのユーザー ID が同じ。
- Animator プロセスおよび実行中のプログラムの TMPDIR 環境変数が同じ値に設定されている。
次のいずれかの方法を使用して、Animator プロセスとプログラムを関連付けます。
- Animator プロセスとプログラムの COBANIMSRV 環境変数を同じ値に設定した後、それらを実行します。
- Animator プロセス、および同じディレクトリで実行するプログラムを開始します。
- プログラムに CBL_DEBUG_START の呼び出しを挿入します。これを行うには、Animator プロセスの COBANIMSRV 環境変数と一致する識別子文字列を指定するか、Animator プロセスと同じディレクトリでプログラムを実行します。