リモートの Enterprise Server 上でデバッグするには
COBOL 開発システムを起動する前に、ローカルとリモートのシステムが TCP/IP でネットワーク接続されていることを確認します。
CCI の設定
ガイドを参照してください。2 つのシステムが同じ CCITCP2 または MFDS プロセスで接続されている必要があります。これを簡単に実現するには、IDE を実行しているローカル マシンで、リモート マシンを指し示すように CCITCP2 変数を設定します。この環境変数は
devenv
プロセスが取得できるように設定する必要があります。
変数はコマンド プロンプトから設定できます。
set
CCITCP2
=
machine-with-CCI
ここで、
machine-with-CCI
にはマシン名または IP アドレスを指定できます。次に、同じコマンド プロンプトから
devenv
を実行して IDE を起動する必要があります。
または、マシンに対して CCITCP2 をグローバルに設定します。この場合は、コントロール パネルを開き、
[System
>
Advanced system settings
>
Environment Variables]
をクリックします。
リモート マシンにファイアウォールがある場合は、インバウンド ルールを追加する必要があります。最初に、ポート 86 が TCP および UDP プロトコル用に開いていることを確認します。次に、cobremotedaemon と cobdebugengineproxy (64 ビット環境の場合は、cobdebugengineproxy64) というプログラムに、ファイアウォールを通過したアクセスを許可します。これらのプログラムは
<install-dir>\base\bin
ディレクトリ内にあります。
上位ヘルプ:
エンタープライズ サーバーでのメインフレーム アプリケーションとサービスのデバッグ