ランタイム システムの相違点
Visual COBOL
に付属しているランタイム システムと
Net Express
、
Mainframe Express
、および
Server Express
に付属しているランタイム システムにはいくつかの相違点があります。ただし、
Visual COBOL
で既存のアプリケーションをソース コードから再コンパイルすれば、これらの相違点は既存のアプリケーションには影響しません。
ランタイム システムの変更点については、後続のセクションで説明します。
OpenESQL
Visual COBOL
は、最適なパフォーマンスを実現するために BEHAVIOR SQL コンパイラ指令オプションをデフォルトで MAINFRAME に設定します。Net Express で示されたデフォルト動作に戻るには、BEHAVIOR 指令を UNOPTIMIZED に設定します。
シングルスレッド ランタイム システム
シングルスレッド ランタイム システムは、Windows 上の
Visual COBOL
では使用できません。代わりに、シングルスレッド アプリケーションとマルチスレッド アプリケーションは、どちらもマルチスレッド ランタイム システムを使用して実行されます。これは、既存のアプリケーションには影響しません。
静的リンク ランタイム システム
静的リンク ランタイム システムは、
Visual COBOL
では使用できません。代わりに、ユーザーはネイティブ コードを共有または動的ランタイム システムにリンクします。これは、既存のアプリケーションには影響しません。
Setting the environment on UNIX
Enterprise Developer と旧 Micro Focus 製品の共存
同じマシンにインストールされた
Visual COBOL
と
Studio Enterprise Edition
が正しく機能することを保証するには、追加の構成がいくつか必要です。
上位ヘルプ:
旧 Micro Focus 製品からのアップグレード