構文チェック時のエラー メッセージは、次の形式で表示されます。
ErrorCode Description : Location
パラメーターは次のとおりです。
ErrorCode で戻される重大度は、次の値のいずれかをとります。
U | 回復不能。回復不可能なエラーが発生したため、COBOL システムが停止しています。このタイプのメッセージはランタイム システムによって生成されます。「ランタイム システムのエラー メッセージ」も参照してください。 |
S | 重大。構文上のエラーまたはプログラム上の矛盾点を修正する必要があります。修正を行わない場合は、コンパイラによりコードが生成されません。 |
E | エラー。コンパイラ側で、ユーザーの意図を推測します。コンパイラの推測がユーザーの意図と違う場合は、プログラムを修正します。 |
W | 警告。プログラムに構文上の誤りはありませんが、エラーがある可能性があります。 |
I | 備考。注意が必要な一部のソース コードについて、ユーザーに注意を促します。エラーはありません。 |
WARNING 指令を使用し、E、W、および I レベルのエラー メッセージを非表示にできます。
コンパイラの終了時には、カテゴリごとの合計エラー数も出力されます。
一部のレベルのエラーは、無視して作業を継続することができます。以下を実行できます。
エラー メッセージには、可変の情報が含まれている場合があります。可変の情報は、次のように斜体字で表示されます。次に例を示します。
COBCH0005 User-name user-name not unique
このメッセージの user-name.には、一意ではない項目名が表示されます。