SIZE(大きさ)句は、画面項目の現在の大きさを指定する。
一般形式
構文規則
- SIZE句は、基本画面項目に対してだけ指定できる。
- 一意名-1は、符号の付かない整数とする。また、一意名-1はOCCURS句の左辺にあってはならない。
- 整数-1は、符号なしとする。
一般規則
- 指定した大きさがゼロのときは、SIZE句は効力を発揮しない。
- 数字または数字編集の画面項目に、値がゼロでないSIZE句を指定すると、画面項目は自由方式のように扱われる。この指定は、構成オプションの設定に優先する。
- 関連するPICTURE句またはVALUE句によって暗黙的に示されるよりも値が小さいSIZE句を指定すると、画面上では画面項目の左側の部分だけが表示される。ACCEPT文にJUSTIFIED句がある場合、画面項目の右側の部分だけが表示される。その画面項目の残りの部分は、状況に応じて、空白またはゼロとみなされる。
- 出力項目または定数項目に、関連するPICTURE句またはVALUE句によって暗黙的に示されるよりも値が大きいSIZE句を指定すると、画面項目の右側の部分に空白が埋め込まれる。
- 一意名-1の値を変更すると、実行時に画面項目の有効な大きさが変えられる。このため、画面節内でその項目の後ろに記述されている項目の画面上の位置が、変わることがある。(前述のRECORDING MODE句LINE(行)句節およびCOLUMN(カラム)句節を参照。)