Sybase を使用する前に、次のようにシステムを変更する必要があります。
Sybase を使用する際に発生する問題をトラブルシューティングするときには、次の点に注意してください。
クライアントのオペレーティング システムがデフォルト設定で構成されていて、Sybase で各ロケール サポート エラーが報告される場合は、LANG 環境変数を使用して、locales.dat ファイルの設定を上書きしてください。
たとえば、Windows NT クライアントで問題が発生し、locales.dat ファイルで次のような Windows NT の設定が行われている場合の例を説明します。
[NT] locale = default, us_english, iso_1 locale = enu, us_english, iso_1 locale = fra, french, iso_1 locale = deu, german, iso_1
この場合に、英語用に LANG を設定するには、次のようにします。
LANG=enu
たとえば、AIX クライアントに問題が発生し、locales.dat ファイルに次のような AIX の設定が行われている場合の例を説明します。
[aix] locale = C, us_english, iso_1 locale = En_US, us_english, iso_1 locale = en_US, us_english, iso_1 locale = default, us_english, iso_1
この場合に、US English で行うことができる LANG 設定は、次のようになります。
LANG=en_US
SYB-severity-number-text
たとえば、esql.loc ファイルの一般的なエントリは、次のようになります。
9 = M_PRECLINE, "Warning(s) during check of query on line %1!."
9 = M_PRECLINE, "SYB-W-2009 Warning(s) during check of query on line %1!."
esql.loc ファイルは変更する前にコピーしておくことをお奨めします。変更バージョンを使用すると、COBSQL であらゆる Sybase エラー メッセージを検出できます。
esql.loc の位置は、使用する言語やコード ページによって異なります。これは、locales.dat ファイルで定義されます。AIX プラットフォームのデフォルト言語の定義が、次のように行われている場合の例を説明します。
[aix] locale = C, us_english, iso_1 locale = En_US, us_english, iso_1 locale = en_US, us_english, iso_1 locale = default, us_english, iso_1
このデフォルトの言語は、iso_1 コード ページを使用した us_english なので、使用する esql.loc のコピーは次のようになります。
/sybase-home/locales/messages/us_english/iso_1/esql.loc
sybase-home は、Sybase クライアントのインストール先ディレクトリです。
Sybase でのさまざまなエラー メッセージ ファイルの使用および検索方法については、Sybase の『Client Reference Manual』を参照してください。