ファイアウォールの背後で実行中のリモート UNIX ホストへの接続

プロキシ サーバーとしての PuTTY の設定

1. PuTTY Telenet および SSH クライアントの左パネルで、[Connection > SSH > Tunnels] をクリックします。

   [Options controlling SSH port forwarding] パネルが表示されます。

2. [Source port] フィールドに使用可能なリスニング ポートを入力します。
3. [Dynamic] をクリックします。
4. [Add] をクリックします。

   先頭に "D" が付いたポート番号が [Forwarded ports] フィールドに追加されます。

5. 左パネルで、[Connection > SSH > X11] をクリックします。

   [Options controlling SSH X11 forwarding] パネルが表示されます。

6. [Enable X11 forwarding] をオンにします。
7. [X display location] フィールドに「localhost:0」と入力します。
8. 左パネルで、[Session] をクリックします。

   [Basic options for your PuTTY session] パネルが表示されます。

9. [Host Name (or IP address)] フィールドに、接続先のリモート サーバーの名前または IP アドレスを入力します。
10. [Saved Sessions] フィールドに、セッションを説明する名前を入力します。
11. [Save] をクリックします。

    [Saved Sessions] リストにエントリが作成されます。

12. [Open] をクリックします。

    端末セッションが開始されます。プロンプトが表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力します。

13. 端末ウィンドウに「echo $DISPLAY」と入力して Enter を押します。
    次のような応答が得られます。

    localhost:10.0

    表示される値をメモします。この値は、デバッグの環境設定時に必要です。

    注: echo $DISPLAY コマンドに対する応答が得られない場合は、PuTTY 端末ウィンドウのヘッダーを右クリックし、[Event Log] をクリックします。[PuTTY Event Log] ダイアログが開きます。下から上にスクロールして、アクセス拒否、転送拒否、プログラムなしに関するメッセージを記録します。これらの詳細をシステム管理者に渡して解決を依頼してください。

Eclipse ネットワーク接続の設定

14. Eclipse で、[Window > Preferences > General > Network Connections] をクリックします。

    [Network Connections] 設定ダイアログ ボックスが開きます。

15. [Active Provider] リストで、[Manual] を選択します。
16. [Proxy entries] テーブルで、[SOCKS] 行をクリックします。

    行が強調表示されます。

17. [Edit] をクリックします。

    [Edit Proxy Entry] ダイアログ ボックスが開きます。

18. [Host] フィールドに「localhost」と入力します。
19. [Port] フィールドに、PuTTY の [Source port] フィールドで使用したポート番号を入力します。
20. [OK] をクリックします。

    [Host] セルと [Port] セルが [Proxy entries] テーブルに追加されます。

21. [Window > Preferences > Micro Focus > Debug] をクリックします。

    デバッグの環境設定が開きます。

22. [Default X Server (DISPLAY)] フィールドに、手順 13 でリモート マシンによって返された DISPLAY 値を入力します。
23. [Apply] をクリックします。
24. [OK] をクリックします。
    注: プロキシ サーバーが開始するごとに、手順 13 と手順 21 ~ 24 を実行する必要があります。