WinSNMP は、特に削除したり無効にしたりしていなければ Windows システムに必ずインストールされていますが、動作させるには若干の構成が必要になります。一方、Net-SNMP については、手動でのインストールが必要になります。
Net-SNMP のインストールと構成については、このドキュメントでは説明していません。詳細は、Net-SNMP のマニュアルを参照してください。メイン プロジェクトとバイナリ ディストリビューションは、www.net-snmp.org (バイナリは www.net-snmp.org/download.html) で公開されています。
Net-SNMP をインストールしたら、監査エミッターからの操作を受け入れるように、Micro Focus MIB 定義を Net-SNMP MIB データベースに追加する必要があります。これを行うには、mf_audit_net_snmp_deploy.bat を実行します。このファイルは、デフォルトでは %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Visual COBOL\bin ディレクトリにあります。
Net-SNMP のデフォルトのインストール ドライブは c:\usr です。ただし、この場所を使用するかどうかはインストーラによって決定されます。そのため、mf_audit_net_snmp_deploy.bat ファイルには、MIB のインストールを試行する場所を指定するためのオプションのパラメーターがあります。このパラメーターには、空白文字を含む長い名前も引用符で区切って指定できます。パラメーターが指定されていない場合は、c:\usr にある Net-SNMP のインストール先に MIB がインストールされます。