PERFORM 文

PERFORM 文の範囲で文ブロックの実行を制御します。この文は、配列または集まりの各要素も処理できます。

コンテキスト：

    手続き部
        文

perform-statement

注：この文のその他のフォーマットを利用できます。『COBOL 言語リファレンス』の COBOL 文を参照してください。

反復子内のローカル宣言の例

変数は反復子の使用地点で宣言でき、その範囲は perform ブロックの最後までになります。

      *>   この場合、i の範囲は perform ブロックの最後までになる
           perform varying i as binary-long from 1 by 1 until i > 10
               display i
           end-perform

      *>   そのため、次の perform ブロック内の i は i の新しいインスタンスになる
      *>   先行する perform ブロック内の i とは関係ない
           perform varying i as binary-short from 0 by 1 until i > 10
               display i
           end-perform

ここで、k がインラインで宣言され、辞書を反復します。繰り返しになりますが、範囲は、対応する end-perform までになります。

    01 dict1 dictionary[string string].
           create dict1
           write dict1 from "Anthony" key "A"
           write dict1 from "Brian" key "B"
           write dict1 from "Charles" key "C"
           perform varying key k as string value val as string through dict1
               display k ":" val
           end-perform
           perform varying value val as string through dict1
               display val
           end-perform
           perform varying key k as string through dict1
               display k
           end-perform

ローカル変数のサンプルも参照してください。このサンプルは、[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Visual COBOL > Samples] の COBOL for JVM の下にあります。