高度な回復ロギングの有効化

Fileshare で以下のいずれかのコマンドを入力し、ロールバック回復のみに対して、またはロールバックおよびロールフォワード回復に対して、高度な回復ロギングを有効にすることができます。

ロールバック回復に対してのみロギングを有効にするには、次のコマンドを実行します。

FS /d dbase.ref /ltf logtrans.dat

両方のタイプに対してロギングを有効にするには、次のコマンドを実行します。

FS /d dbase.ref /ltf logtrans.dat /ltt f
詳細は次のとおりです。
構文 説明
/d dbase.ref データベース参照ファイルを指定します
/ltf logtrans.dat 高度なロギングのためのログ ファイルを指定します
/ltt f ロールフォワード回復およびロールバック回復と互換性のあるロギングを指定します

システム障害に対してロールバック回復を使用する場合、追加のロギングを有効にする必要があります。これは、パフォーマンスに影響します。write through (/lw) および flush on commit (/fc) オプションを、Fileshare の起動時にコマンド ラインで、または fs.cfg ファイルで設定することで有効にしておく必要があります。ロールフォワード回復のみを使用する場合は、これらの設定を有効にする必要はありません。