環境変数:アルファベット順

制約事項: This topic applies only when the Enterprise Server feature is enabled.

C

CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT
カテゴリ:JES
この環境変数を使用して、スプール モジュールでエラーが発生した場合にレコード ロックの取得を試行する回数を調整できます。

構文

SET CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT=count
CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT=count
export CASSPOOL_LOCK_RETRY_COUNT

count レコード ロックの取得を試行する回数。

デフォルト

この変数が指定されていない場合のデフォルトは 20 です。

CCITIMEOUT

LSC 形式のアプリケーション (Drag and Drop、SourceConnect、Monitor など) で使用される最大タイムアウト期間を 10 分の 1 秒単位で指定できます。使用可能な最大値は 2,147,483,647 です。

構文

SET CCITIMEOUT=value
CCITIMEOUT=value}
export CCITIMEOUT

デフォルト

デフォルトは 1200 (2 分) です。

この例では、値を 4 分に設定します。
SET CCITIMEOUT=2400 
CCIERRLOG
オペレーティング システムからレポートされた最初のインスタンスのエラーを追跡する ccierr.log 内容の出力場所とファイル名を指定します。CCIERRLOG は、構文と内容が詳しく説明されている CCI.INI 内のエントリをオーバーライドします。
CCITCP2
CCITCP2 登録デーモンを実行しているマシンの TCP アドレスは、CCI 構成ユーティリティを使用する代わりに環境変数 "CCITCP2" でも設定できます。この方法は、同じマシン上の複数のプロセスがそれぞれ異なる登録デーモンに接続する必要がある場合に便利です。

構文

set CCITCP2=hostname
CCITCP2=hostname
export CCITCP2

パラメーター

hostname には、該当セッションから接続する CCITCP2 デーモンが実行されているマシンの TCP ホスト名またはドット付きの 10 進の IP アドレスを指定します。

説明

環境変数の値は、構成ユーティリティを使用して設定した値よりも常に優先されます。構成ユーティリティで設定した値を使用する状態にプロセスを戻すには、次に示すように環境変数を空の文字列に設定します。

set CCITCP2=

または、(システム環境設定でシステム変数を作成するか、CONFIG.SYS ファイルを使用して) この環境変数がシステム全体に設定されている場合、この値は構成ユーティリティを使用して設定した値よりも常に優先されます。

CCITCP2_PORT
登録プロセスに使用されているポート。

構文

set CCITCP2_PORT=port
CCITCP2_PORT=port
export CCITCP2_PORT
パラメーター
  • port CCITCP2 登録プログラムが動作するポート。
CCITCPS
CCI サーバーを固定ポート上で起動するには、サーバー名自体に情報を追加するのではなく、CCITCPS_ 環境変数を使用してサーバー名をポートの値に関連付けることができます。

構文

set CCITCPS_server_name=port
CCITCPS_server_name=port
export CCITCPS

パラメーター

  • server_name は CCI サーバーの名前です。
  • port は使用する固定 TCP ポートです。

この設定は、この環境変数が設定されている同じセッションまたはプロセスでサーバー アプリケーション プロセスが開始された場合にのみ機能します。

set CCITCPS_server_name=MFPORT:3000
set CCITCPS_server_name=MFPORT:3000
export CCITCPS
CCITCPT

クライアントがサーバー名 server_name を持つサーバーに接続しようとしており、そのサーバーで使用されている TCP アドレスおよびポート (3000 など) がわかっている場合は、この環境変数を設定するとクライアントはそのサーバーに直接接続できます。

構文

CCITCPT_server_name=MFNODE:server_hostname,MFPORT:port_number

この環境変数は、クライアントのマシン名の値を設定する代わりに使用できます。クライアントで指定されたマシン名の値をアプリケーション定義メソッドで変更できない場合に便利です。

パラメーター

  • server_name クライアントが接続しようとしているサーバー。
  • server_hostname TCP アドレス。
  • port_number TCP ポート番号。

CCITCPT_server1=MFNODE:server2,MFPORT:3000
CCITRACE
CCI トレースを有効にするときは、CCITRACE 環境変数を次のように設定して、トレースする情報の程度を指定します。

構文

CCITRACE=filename [options]
パラメーター
  • filename トレース内容の出力先ログ ファイルの名前を指定します。このパラメーターを指定しない場合は、現在のディレクトリに ccitrace.log というログ ファイルが作成され、すべての options がデフォルト値に設定されます。
  • options 次のいずれかまたはすべてを指定します。
/F または -F CCI API 呼び出しの詳細をトレース ファイルにログ記録します。デフォルトは、filename または他のトレース オプションが指定されていない場合は OFF、指定されている場合は常に ON です。
/P または -P プロトコル レベル呼び出しの詳細をトレース ファイルにログ記録します。デフォルトは OFF です。このフラグが OFF の場合は、CCI ユーザー レベル API の詳細のみトレースされます。このフラグが ON の場合は、関数トレーシングのレベルが大きく向上する可能性があります。
/D または -D CCI 関数との間で渡されたすべてのバッファーの内容をログに記録します。デフォルトは OFF です。セキュリティ上の理由でデータ トレーシングを禁止するようにアプリケーションがコード化されている場合は、データ トレーシングが許可されない可能性があります。

したがって、CCI API 関数の流れおよび基礎となるプロトコル関数の流れをトレースするが、これらの呼び出しに渡されるユーザー データはトレースしない、デフォルト名が ccitrc1.trc の CCI トレース ファイル (一致する ccitrc1.idx ファイルを持つ) を作成するには、CCITRACE 環境変数の値を /P にします。

トレース オプションは、CCI.INI ファイルを使用して制御することもできますが、CCITRACE 環境変数で指定された値が優先されます。

COBAIF

Animator で、アニメート対象プログラムのセッション (.aif) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリ パスを指定します。ここで指定したディレクトリ パスは、情報 (.idy) ファイルと同じディレクトリにセッション ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション間の情報をセッション ファイルに登録して更新することができます。.aif ファイルには、ブレークポイント、およびモニターに関する詳細情報が含まれています。

構文

COBAIF=pathname
export COBAIF

パラメーター

  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロンで区切られます)。.aif ファイルが配置されているパス。

説明

指定されたディレクトリで .aif ファイルが見つからない場合は、COBIDY 環境変数で指定されたディレクトリが検索されます。このディレクトリにもファイルがない場合は、現在のディレクトリが検索されます。

.aif ファイルが存在しない場合は、Animator で次のように .aif ファイルが作成されます。

  • COBAIF が設定されている場合は、.aif ファイルが COBAIF で最初に指定されているディレクトリに作成されます。
  • COBAIF が設定されていない場合は、.aif ファイルが、環境変数 COBIDY に指定されている、プログラムの .idy ファイルがロードされたディレクトリに作成されます。
  • COBAIF および COBIDY が設定されていない場合、または COBIDY で最初に指定されているディレクトリが見つからない場合は、.aif ファイルが現在のディレクトリに作成されます。
COBAIFNAME

アニメートされるプログラムの Animator セッション ファイル (.aif) のベース名を指定します。.aif ファイルには、ブレークポイント、およびモニターに関する詳細情報が含まれています。

構文

COBAIFNAME=basename
export COBAIFNAME

パラメーター

  • Basename .aif ファイルのベース名を指定します。

コメント

COBSW=+A を使用して Animator を起動し、以降のアニメーション セッションでブレークポイントを保存したい場合は、この環境変数を指定する必要があります。また、anim コマンドを使用して Animator を起動する場合にもこの環境変数を指定することができます。この場合、ユーザーが指定したベース名は .aif ファイルのベース名としてアプリケーション名を上書きします。また、この場合、Animator 指令 COBAIF を指定する必要があります。

COBANIMOPT

Character Animator で使用する追加の指令を指定します。

構文

COBANIMOPT=directive-list
export COBANIMOPT

パラメーター

  • directive-list 指令、または指令のリスト。ファイル名ではない必要があります。

コメント

Character Animator を起動すると、まず、COBANIMOPT に指定した指令が読み取られます。次に、コマンド ラインに指定した指令が使用されます (COBANIMOPT に設定された指令よりも、コマンド ラインの指令の方が優先されます)。

COBANIMOPT="MIXEDLANGDEBUG MULTITHREAD"
export COBANIMOPT
COBANIMSRV

待機中の Character Animator プロセスをアタッチする COBOL プログラムを指定します。

構文

COBANIMSRV=progid
export COBANIMSRV

パラメーター

  • progid Character Animator のアタッチ先プログラムを識別する ID を指定します。

コメント

この環境変数は、クロスセッション デバッグで特に役立ちます。

1 つ目のコンソール セッションで次のように指定します。

export COBANIMSRV=myid

myid は、Character Animator が特定の 1 つのプログラムに結び付けられるように使用する一意の ID です。Character Animator を起動するコマンドを次のように入力します。

cobanimsrv

Character Animator は、前の手順で指定された ID に一致する COBOL プログラムが起動されるまで待機します。別のコンソール セッションで次のように入力します。

export COBANIMSRV=myid
cobrun prog1.int

prog1.int が起動されると、このプログラムの一意の ID myid と、最初の手順で Character Animator に指定された ID が一致するため、Character Animator はこのプロセスにアタッチされます。コンソール セッション 1 で Character Animator のメイン画面が表示され、prog1.int の最初の行にカーソルが置かれます。

COBATTR

ACCEPT および DISPLAY 文で使用される HIGHLIGHT および LOWLIGHT 句の非標準動作を指定します。これは、旧 COBOL 製品との互換性を提供します。後日サポートが中止される可能性があるため、この環境変数はできるだけ使わないようにしてください。

構文

COBATTR=n
export COBATTR

パラメーター

n 0 から 7 の範囲内の値。これは、次のいずれかの値、または累積値にすることができます。たとえば、値 6 を指定すると、値 4 および 2 について説明されている動作になります。

  • 0

    標準のデフォルト動作を提供します。

    COBOL プログラムで HIGHLIGHT 句、または LOWLIGHT 句に従ってテキストが表示される場合は、ランタイム システムで、それぞれ、その端末の terminfo エントリに指定されている、太字モード、または淡色表示モードが使用されます。太字または淡色表示モードが指定されていない場合は、HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句には何の効果もありません。

  • 1

    COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは太字モードを使用します。ランタイム システムは、通常のテキストにはデフォルトのモードを使用します。端末の terminfo エントリで淡色表示モードを指定しても、何の効果もありません。LOWLIGHT 句にも効果はありません。

  • 2

    高輝度および低輝度の空白文字は、通常モードの空白文字と同じであるとみなされません。

  • 3

    上記の 1 および 2 と同様

  • 4

    COBOL バージョン 3.2 よりも古い製品のデフォルト動作との互換性を提供します。

    COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示する場合、その効果は、端末の terminfo エントリで淡色表示モードが指定されているかどうかによって異なります。淡色表示モードが指定されている場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストにデフォルト モードを使用し、通常のテキストに淡色表示モードを使用します。淡色表示モードが指定されていない場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストに太字モードを使用し、通常のテキストにデフォルト モードを使用します。LOWLIGHT 句には効果がないため、外観は通常のテキストと同じになります。

COBATTR=1
export COBATTR
COBCONFIG

何らかの方法でランタイム構成可能オプションを調整するランタイム構成ファイルを指定します。

構文

COBCONFIG=pathname
export COBCONFIG

パラメーター

  • pathname ランタイムの設定に使用する COBOL 構成ファイルの名前を指定します。

コメント

$COBCONFIG を設定しない場合は、$COBDIR/etc/cobconfig が検索されます。

COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig
export COBCONFIG
COBCONFIGJVM
Java 仮想マシン アプリケーションのランタイム構成可能オプションを調整する Java プロパティ ファイルを指定します。Java 仮想マシンで使用する COBOL アプリケーションで COBCONFIG の代わりに使用します。

  • プロパティ ファイルの場所。
COBCONFIG.BLOCK
アプリケーション構成ファイルの場所。
COBCPY

コンパイラおよび Animator がコピーファイルを検索するディレクトリを指定します。

構文

COBCPY=pathname[:pathname]...
export COBCPY

パラメーター

  • pathname

    コンパイラおよび Animator でコピーファイルが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。pathname を複数指定する場合に、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

COBCPY=/home/group/sharedcopy::mydir/mycpy
export COBCPY

このように指定すると、コンパイラは最初に /home/group/sharedcopy でコピーファイルを検索します。次に現在のディレクトリを検索し、最後に ./mydir/mycpy で検索します。検索は、コピーファイルが見つかるか、存在しないことが認識されるまで続けられます。

COBDATA
Specifies one or more locations, separated by ; (Windows) or : (UNIX), in which to search for data files at run time. As long as the file assignment does not contain a sub-path (that is, a string containing \ or /) then the file assignment is appended to each location specified by COBDATA in order to locate the file.
注: Users modernizing RM/COBOL or ACUCOBOL-GT legacy code can use a sub-path in the file assignment, but only by compiling with the relevant DIALECT or IDXFORMAT values for the respective File Handling systems; setting these values in the File Handling configuration file is not sufficient to achieve this.

ランタイム システムがデータ ファイルを検索するディレクトリを指定します。データ ファイルをグローバルにマップする機能を提供するため、ユーザーは実行時までに名前が認識されていないディレクトリに作業データ ファイルを置くことができます。

構文

COBDATA=pathname[:pathname]...
export COBDATA
COBDATA=pathname[:pathname]...
パラメーター
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。ランタイム システムでアプリケーションのデータ ファイルが検索される場合にこれらのディレクトリが検索されます。pathname を複数指定する場合に、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

説明

COBDATA は、コンパイラ、およびその他のユーティリティに影響します。たとえば、コンパイル時では、プログラム ソースがコンパイラのデータ ファイルになります。COBOL 開発システム ユーティリティを使用する場合は、COBDATA の値を、コロン (:) を先頭にして指定することをお奨めします。

ご使用の環境空間に、COBDATA という名前の環境変数があり、なんらかの値が設定されている場合は、COBDATA が設定されていると見なされます。

ファイルのすべてのマッピング順序は次のようになります。

  1. すべての dd_ 環境マッピング
  2. すべての ASSIGN TO EXTERNAL マッピング
  3. すべての COBDATA 環境変数マッピング

COBDATA 環境変数、または dd_ 環境変数のどちらかで複数のディレクトリを指定した場合は、システムが、ユーザー名のプレフィックスとして指定されるスラッシュ (/) の前の最初のディレクトリを検索します。

ファイル名が見つからない場合、または読み取れない場合は、上記の順番に、最後のディレクトリまで検索されます。最後のディレクトリでも見つからず、ファイルを作成する必要がある場合は、ファイルは最初のディレクトリに作成されます。

ハイフン (-)、またはスラッシュ (/) で始まっているファイル名に関しては、dd_、および COBDATA のマッピングはすべて無視されます。また、環境変数名にハイフンが含まれている場合も無効になります。

この機能を使用する場合は、COB... で始まるファイル名を使用しないでください(これらは COBOL システムで予約済みです)。

COBDATA 環境変数は、どんなモード (出力も含む) で開かれているファイルにも、また、固定長ファイルや可変長ファイルにも使用することができます。索引ファイルを使用している場合は、データ ファイル、および索引ファイルの両方を同じディレクトリに置く必要があります。

COBDATA 環境変数は、ファイルを開く場合だけでなく、ここに示す規則に従ってファイルを削除する場合にも影響があります。

COBOL 開発システム プログラムを使用しようとする場合はまず、COBDATA の設定を解除することをお奨めします。これらのプログラムの多くでは、データ ファイルが開かれるため、COBDATA の値に影響されます。COBDATA を使う必要がある場合は、COBDATA のパスの最初に :$COBDIR/dynload/helptbox.lbr および :$COBDIR/dynload/check.lbr を追加してください。Animator のヘルプ ページが必要な場合は、COBDIR/dynload/advanim.lbr も追加します。

注: Users modernizing RM/COBOL or ACUCOBOL-GT legacy code can use a sub-path in the file assignment, but only by compiling with the relevant DIALECT or IDXFORMAT values for the respective File Handling systems; setting these values in the File Handling configuration file is not sufficient to achieve this.

COBDATA=:demo:/home/data:progs
export COBDATA
SET COBDATA=:demo:/home/data:progs

このように COBDATA を設定すると、ランタイム システムは、最初に現在のディレクトリでデータ ファイルを検索するよう指定されます。次に、ディレクトリ ./demo を、次にディレクトリ /home/data を検索し、最後に ./progs を検索するように指定されます。

COBDIR

必要な Micro Focus COBOL システムがインストールされるディレクトリを指定します。COBOL システム コンポーネントおよびユーティリティの多くは、この情報を必要とし、使用します。COBDIR 環境変数が設定されていない場合、COBOL システムは、その環境変数がデフォルトの COBOL システム ディレクトリに設定されているかのように動作します。このデフォルトのディレクトリは、UNIX システムの場合は /opt/microfocus/VisualCOBOL です。

構文
COBDIR=pathname
export COBDIR

パラメーター

  • pathname 必要な Micro Focus COBOL システム ソフトウェアが置かれているディレクトリを指定します。指定するパス名は 51 文字以内でなければなりません。

コメント

Micro Focus COBOL システムは通常、デフォルトの COBOL システム ディレクトリにインストールされるため、COBDIR を設定する必要はありません。COBDIR は、同じ COBOL システムの複数のバージョンを同時に使用できる場合などのように、ご使用の COBOL システムが別のディレクトリにインストールされている場合にのみ設定する必要があります。

COBDIR=/home/products/cobse20
export COBDIR

このように指定すると、Cob ユーティリティは、ディレクトリ /home/products/cobse20 で Micro Focus COBOL システム ソフトウェアを検索します。

COBIDY

Animator で、アニメート対象プログラムの情報 (.idy) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。ここで指定したディレクトリは、中間コード (.int) ファイルと同じディレクトに情報ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション間の情報を情報ファイルに登録して更新することができます。

構文

COBIDY=pathname
export COBIDY
パラメーター
  • pathname 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
COBJIT_ECLIPSE
(UNIX 環境にのみ適用)

  • true

    Just-In-Time デバッグを有効にします。

  • workspace

    Just-In-Time デバッグの開始時に開く Eclipse ワークスペース。

COBJVM

どの Java 仮想マシン (Java Virtual Machine; JVM) をロードするかを指定します。

構文
COBJVM=platform_nnn
export COBJVM

パラメーター

platform_nnn 詳細は次のとおりです。

platform には、次の例に示すように Server Express を実行しているプラットフォームを表す 3 文字のコードを指定します。
  • ibm IBM AIX
  • unx SCO UnixWare
  • sun Oracle SPARC
nnn には、次の例に示すように JVM のバージョンを指定します。
  • 122 バージョン 1.2.2
  • 130 バージョン 1.3.0

コメント

COBOL と Java の両方のコンポーネントを含む分散アプリケーションを開発する場合には、COBJVM を設定する必要が生じることがあります。

COBJVM=ibm_122
export COBJVM
COBKEYTIMEOUT

接続された端末からランタイム システムに転送されたエスケープ シーケンスを、有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を指定します。値は 0.1 秒単位で指定します。

端末のキーが押されると、端末はそれに応答して、1 字、または文字の集合をランタイム システムに送信します。このような文字の集合の先頭は一般に、エスケープ文字であるため、この文字集合をエスケープ シーケンスと呼びます。ファンクション キーが押された場合は、端末がエスケープ シーケンスを送信します。Esc キーに続いて 1 つ以上の英字または数字のデータ キーが押された場合にも、同じ文字集合が端末から送信されます。ランタイム システムで認識される唯一の違いは、各文字が到着する間隔です。これは、ユーザーがエスケープ シーケンスを入力する速度と、これが端末で生成される速度とは異なるためです。

端末が接続しているネットワークで、文字の集まりが別々のパケットでランタイム システムに送信される場合は、各文字がランタイム システムに到着する間隔がネットワークによって変動する可能性があります。COBKEYTIMEOUT を使用すると、一般的なネットワーク遅延を補正できるため、エスケープ シーケンスがランタイム システムで正しく識別されるようになります。

構文

COBKEYTIMEOUT=n
export COBKEYTIMEOUT

パラメーター

n 1 から 126 までの数字を指定します。この値で、回線またはネットワーク接続を通して、端末からランタイム システムにエスケープ シーケンスが送信される場合に、そのエスケープ シーケンスを有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を設定します。Esc 文字のみが独立して送られてきた場合は、この文字がランタイム システムに受け取られてから 0.n 秒経過すると、この文字がエスケープ シーケンスの開始を表す文字ではないと判断されます。ランタイム システムでは、端末の通信速度から、n に設定する適切なデフォルト値が計算されます。

COBLANG
COBOL プログラムが実行される際の言語環境
  • COBOL 言語環境 (LE) 値。
COBLPFORM
この構成変数は、プリンター チャネル C01 ~ C12 を定義してこれらのチャネルに出力するために使用します。COBLPFORM 構成変数を使用して、各チャネルの行番号を指定します。Null エントリは無視されます。行番号ゼロ、機能名 S01 ~ S052、CSP、または未定義のチャネルは、すべて 1 行目に設定されます。

例 1:

COBLPFORM 1:3:5:7:9:11:13:15:17:19:21:23

この例では、C01 は 1 に等しく、C02 は 3 に等しくなります。

例 2:

COBLPFORM :3::5: :9

この例では、C01 は 3 に等しく、C02 は 5 に等しく、C03 は 1 に等しく、C04 は 9 に等しくなります。チャネルごとに 1 つの行番号のみを指定できます。

上記の例 2 では、チャネル C05 ~ C12 は未定義です。print 文でチャネル C05 ~ C12 を指定すると、行は 1 行目に出力されます。また、上記の例では、C03 は値が空白で未定義であるため、1 に等しくなります。

WRITE BEFORE/AFTER PAGE 文の出力は常に 1 行目から開始されます。次の行に移動するたびに行番号が 1 つ増加します。現在の行と同じ、またはそれ以前の行への移動を要求すると次のページに移動し、要求に応じた行まで改行が生成されます。

COBMAINSTACK

メイン スタックの長さを指定します。

構文

COBMAINSTACK=n
export COBMAINSTACK

パラメーター

n メイン スタックの長さを表す数値を 1 から nnn の範囲で指定します。

コメント

COBMAINSTACK は、次のような場合に、必要に応じて設定します。

  • オブジェクト指向 COBOL Enterprise JavaBeans (EJB) を AIX プラットフォームの WebSphere にディプロイする場合
  • マルチスレッド ランタイム システムを使用する場合

    多数の ELSE 句を含む IF 文がある場合

COBMODE
32 ビット モードと 64 ビット モードのどちらでサーバーを起動するのかを指定します。
  • 32

    32 ビット モードでシステムが起動します。

  • 64

    64 ビット モードでシステムが起動します。

COBOPT
Cob ユーティリティに渡す、ユーザーのデフォルトのオプションを指定します。

構文

COBOPT="[set environment-variable=value]
[options] ...
[cobextn: .ext [.ext] ... ]"
export COBOPT

または

COBOPT=[pathname/]filename
export COBOPT
パラメーター
  • environment-variable COBOL システムによってサポートされていて、この付録にもリストされているいずれか 1 つの環境変数。
  • value 指定した環境変数に対して設定する値。
  • options 1 つまたは複数の cob コマンド ライン オプション。cob オプションのフォーマットの詳細については、「COBOL System Interface (cob)」の章を参照してください。
  • .ext 標準の .cob、.CBL、.cbl に加えて Cob が COBOL ソース ファイルとして扱う必要があるファイルを示すファイル名拡張子。拡張子はピリオドで始まる必要があります。また、複数の拡張子を 1 行で指定する場合は、スペースまたはタブ文字で区切る必要があります。ユーザーは、複数の cobextn 行を使用できます。
  • pathname COBOL システムがオプション ファイルを検索するディレクトリ。
  • filename cob オプションが含まれているファイルの名前。

行の先頭に、識別子 set または cobextn:のいずれかが指定されていない場合は、その行が options 行として扱われます。

コメント

COBOPT には、オプションや、オプションを指定しているファイルへのパスを設定することができます。この環境変数に指定したオプション (または指定したパスにあるファイルに指定されたオプション) で、$COBDIR/etc/cobopt に定義されているシステムのデフォルトのオプションを補足したり、上書きしたりすることができます。オプションは、複数行で指定することができます。すべての行は、「COBOL システム インターフェイス (Cob)」の章で説明されている、ファイル $COBDIR/etc/cobopt と同じ形式で指定する必要があります。

COBOPT="CANS85
set COBCPY=$COBDIR/srclib/:$HOME/mylib:"
export COBOPT

このように設定すると、ANSI 85 標準の COBOL 構文が有効になり、指定されたパスのリストに COBCPY が設定されます。

COBOPT=temp/options

この設定では、cob オプションが、temp ディレクトリのファイル options に指定されていることを示します。

COBPATH

ランタイム システムで、動的にロード可能な .int ファイル、および .gnt ファイル、または呼び出し可能共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。

構文

COBPATH=pathname[:pathname]...
export COBPATH

パラメーター

pathname ランタイム システムで、動的にロード可能なプログラム (.int、および .gnt、または呼び出し可能な共有オブジェクト) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切ります)。pathname を複数指定する場合、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib
export COBPATH
COBPRFDIR
PROFILE コンパイラ指令を使用してコンパイルされたプログラムによって作成される .ipf ファイルの場所。
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
COBPRINTER

標準入力ストリーム (stdin) を介して DISPLAY UPON PRINTER 文からの出力を受信するプリント スプーラーの名前を指定します。

構文

COBPRINTER=command-line
export COBPRINTER

パラメーター

  • command-line システムによってサポートされていて、かつシステム シェルによって実行できるコマンド ライン。通常、これはプリント スプーラーまたは他の実行可能ファイルの名前にすぎませんが、値の設定時にシェルがエスケープされる場合は、任意のコマンド ライン引数を使用できます。

コメント

ユーザーの COBOL プログラムで DISPLAY UPON PRINTER 文が実行されるたびに、新しく command-line が実行されます。実行された各コマンドでは、DISPLAY 文で参照されるデータが受信され、データの最後には、システムにファイルの終わりを示す条件が受信されます。

COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR/spoolfile"
export COBPRINTER
COBSES

使用する UNIX Session Recorder の機能を指定します。

構文

COBSES={option[filename]}...
export COBSES
パラメーター

option には次のうちの 1 つまたは複数を使用できます。

  • -a Animator に対して行われたキーストロークまたは Animator からの画面出力を含める
  • -f filename 早送りモードで記録を再生する
  • -p filename 通常の速度で filename 内の記録を再生する
  • -r filename キーストロークを記録する
  • -s filename 画面出力を記録する
  • -t terminal number マルチユーザー画面記録の端末番号を指定する

これらのフラグはすべて大文字と小文字が区別されます。また、-r フラグは、-f または -p とともに指定することはできません。

注: UNIX Session Recorder を使い終わったら、COBSES の設定を解除してください。解除しない場合、COBOL プログラムの実行が妨げられます。解除するには、COBSES を空白文字に設定し、この設定をシェルにエクスポートします。
COBSSL
If using SSL connections specifies the location of the DemoCA directory.If not found,SSLDIR is inspected instead.
COBSW
アプリケーションの実行時に、ランタイム システムに認識させる、ランタイム システム スイッチの設定を指定します。

構文

COBSW=[+/-}s...
export COBSW
パラメーター

設定または設定解除するランタイム スイッチのリスト。

  • + はスイッチを設定します。
  • - はスイッチを設定解除します。

COBSW=+0+D
export COBSW

このように設定すると、ランタイム スイッチ 0、および ANSI COBOL デバッグ スイッチが有効になります。

COBTERMINFO
ランタイム システムで、COBOL アプリケーションに必要な端末情報が保存されている Terminfo データベースが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。これにより、COBOL アプリケーションは、同じ端末の使用時に非 COBOL アプリケーション (vi など) によって使用されるものとは異なる terminfo 設定を使用できるようになります。
構文
COBTERMINFO=pathname[:pathname]...
export COBTERMINFO

パラメーター

pathname COBOL アプリケーションに適応する端末の設定が保存されている Terminfo データベースの検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切ります)。空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。

コメント

COBOL システムは、標準の UNIX 環境変数 TERM の値を、使用している端末の名前として受け取ります。この名前は、Terminfo データベース内の適切な端末情報の検索に使用されます。ランタイム システムでは最初に、COBTERMINFO に指定されているデータベースが検索され、ここで該当する端末情報が見つからない場合は次に、標準の UNIX 環境変数 TERMINFO に指定されているデータベースが検索されます。

COBTERMINFO を設定していない場合は、$COBDIR/terminfo に設定されていると見なして、ランタイム システムが動作します。

COBTERMINFO に最初に指定するディレクトリは、この COBOL システムに提供されている Terminfo データベースが最初に検索されるよう、$COBDIR/terminfo にすることをお奨めします。普段使用される端末の場合は、この terminfo に、通常の UNIX システムの Terminfo データベースで使用できるものより多くの設定が含まれ、より COBOL に適したものが含まれています。Animator を使用してデバッグする場合は、COBTERMINFO を $COBDIR/terminfo に設定する必要があります。

COBTERMINFO は、UNIX システム間で移植性がある Terminfo データベースを識別する場合にも使用することができます。このようなデータベースは、標準の UNIX データベースと同じ形式ですが、UNIX の処理系に依存するその他の端末情報は含まれていません。多くの UNIX システムの Terminfo データベースには、このような追加情報が含まれているため移植性がありません。COBOL システムでは、このような汎用性のない詳細情報は無視されます。

COBTERMINFO=$COBDIR/terminfo:/home/mydir/terms
export COBTERMINFO
CODEWATCH_SRCPATH
CodeWatch の呼び出し時に指定されたディレクトリ内で何も見つからなかった場合に使用するデバッガー用のソース ファイルの場所
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
CODEWATCH_STBPATH
CodeWatch の呼び出し時に指定されたディレクトリ内で何も見つからなかった場合に使用するデバッガー用の STB ファイルの場所。
  • 検索ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切られます)。
COLUMNS

端末の画面、またはウィンドウの列幅を指定します。この変数を指定すると、端末に指定されているデフォルトの値は上書きされます。

構文

COLUMNS=n
export COLUMNS

パラメーター

n 端末の画面、またはウィンドウの列幅を、カラムの位置で指定します。

コメント

COLUMNS が設定されていない、または空である場合は、デフォルトで、指定された端末の terminfo エントリに定義されている cols の値が使用されます。また、X 端末を使用している場合には、現在の端末ウィンドウの幅が使用されます。端末タイプは、標準の UNIX 環境変数、TERM を使用して指定されます。

ウィンドウを使用しない環境では、端末の画面領域のサイズを変更できないため、COLUMNS の値を設定する必要はありません。ワイド モードに切り換えられる端末 (通常は 80 から 132 列) には、w で終わる端末名があります。このような端末では自動的にサポートされるため、COLUMNS を設定する必要はありません。

ウィンドウを使用した環境では、ウィンドウ サイズが変更できます。このような環境では、terminfo の cols の値よりも、ウィンドウの最初のサイズが優先して使用されます。ウィンドウ サイズを変更すると、新しいサイズが再読み込みされます。新しいサイズが最初のサイズよりも大きい場合は、超過した列が使用されないことがあります。

ウィンドウの幅を最大まで使用するには、プラットフォームによっては、COLUMNS を、ウィンドウの現在の列幅に設定する必要があります。

実際のウィンドウの幅と合わない COLUMNS の値を使用すると、予期しない結果になります。

COLUMNS=100
export COLUMNS

D

DB2DBDFT
SQL 文を処理する DB2 SQL プリコンパイラのデフォルト データベース。

  • デフォルト データベースの場所と名前。

E

ENTRYNAMEMAP
使用するエントリ名マップ ファイルの場所を指定します。

構文

ENTRYNAMEMAP={filename|directory}; ...
export ENTRYNAMEMAP

パラメーター

filename エントリ マップ ファイル。

directory エントリ名マップ ファイルが格納されているディレクトリ。エントリ名マップ ファイルは mfentmap.dat という名前にする必要があります。

コメント

エントリ ポイント マッパー サポートを有効にするには、entry_name_mapper チューナーを設定する必要があります。

ENTRYNAMEMAP が設定されていない場合、ランタイム システムは COBDIR 環境変数で指定された各フォルダー内でエントリ名マップ ファイル mfentmap.dat を探します。

エントリ名マップ ファイルが複数見つかり、同じエントリ ポイントの定義がファイルによって異なる場合、最初に見つかったエントリ名マップ ファイル内の定義が優先されます。ランタイム システムがエントリ名マップ ファイルを検索する順序を変更するには、COBDIR 環境変数または ENTRYNAMEMAP 環境変数のパス内でのファイルの順番を変更する必要があります。

ES_ALLOC_EXPAND
デフォルト値は Y で、割り当てパスを指定する際に環境変数を展開します。この動作をオーバーライドする場合は、N に設定します。これにより、パスで使用される変数は展開されません。

構文

SET ES_ALLOC_EXPAND=value
ES_ALLOC_EXPAND=value
export ES_ALLOC_EXPAND

Y 割り当てパスの指定に使用される環境変数を展開します。

N パスで使用される変数を展開しません。

デフォルト

デフォルト値は、Y です。

ES_ALLOC_OVERRIDE
デフォルト値は Y で、割り当てパスを指定する際に環境変数を展開します。この動作をオーバーライドする場合は、N に設定します。これにより、パスで使用される変数は展開されません。

構文

SET ES_ALLOC_OVERRIDE=rules-file
ES_ALLOC_OVERRIDE=rules-file
export ES_ALLOC_OVERRIDE

rules-file データセット規則ファイルのファイル パスと名前。

ES_CAS_API
コマンド ラインからではなく呼び出しによって casout または cassub が実行されているかどうかを示します。
構文
ES_CAS_API=value
export ES_CAS_API
SET ES_CAS_API=value
  • ON ユーティリティは呼び出しによって起動されており、コンソールやコマンド ラインにメッセージは送信されません。
デフォルト

ユーティリティはメッセージをログ記録しようとします。

ES_CATLG_DISABLE_ADDITIONAL_QUAL

ES_CATLG_DISABLE_ADDITIONAL_QUAL=Y を設定すると、カタログの検索およびフィルタリングとメインフレーム上で生成される結果の一致度を高めることができます。

構文

SET ES_CATLG_DISABLE_ADDITIONAL_QUAL=value
ES_CATLG_DISABLE_ADDITIONAL_QUAL=value
export ES_CATLG_DISABLE_ADDITIONAL_QUAL

N を指定した場合、追加の修飾子を使用できます。つまり、暗黙の修飾子がフィルターの末尾に追加されます。たとえば、A.B というフィルターは A.B** というフィルターと同じ結果を返します。

Y を指定した場合、追加の修飾子を使用できません。したがって、上記の例では、A.B というフィルターは A.B のデータセットのみを返します。このオプションは、メインフレームで [Include Additional Qualifiers] オプションを無効にした場合の効果をエミュレートします。

デフォルト

デフォルト値は、N です。

ES_CERT_REG
cascertreg ユーザー証明書ユーティリティの登録情報を格納するディレクトリを指定します。
構文
ES_CERT_REG=pathname
export ES_CERT_REG
SET ES_CERT_REG=pathname

pathname 登録が格納されているディレクトリのパス名。

デフォルト

デフォルトでは、ディレクトリは指定されていません。この場合は、cascertreg コマンドで指定する必要があります。

ES_CESN_NO_OS390
無効なユーザー資格情報に対する CESN トランザクション応答のデフォルト動作をオーバーライドします。デフォルト動作では、「Your userid is invalid」または「Your password is invalid」がレポートされます。
構文
ES_CESN_NO_OS390=value
export CESN_NO_OS390
SET CESN_NO_OS390=value
  • この変数を任意の値に設定すると、CESN は特定の無効ユーザーまたは無効パスワード メッセージの代わりに無効な資格情報メッセージを生成します。
デフォルト

特定の無効ユーザー/パスワード メッセージが生成されます。

ES_CONSOLE_LOG
コンソール メッセージを Windows イベント ログに送信します。
注: ES_CONSOLE_LOG は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに MFDS 構成オプションを使用することをお奨めします。
構文
ES_CONSOLE_LOG=port
export ES_CONSOLE_LOG

次の各オプションを単独または組み合わせて指定できます。

  • I - 情報メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • W - 警告メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • E - エラー メッセージを Windows イベント ログに送信します。
  • S - 重大メッセージを Windows イベント ログに送信します。
デフォルト
この値が設定されていない場合、コンソール メッセージは Windows イベント ログに送信されません。
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE
console.log への CSKL のメッセージ書き込みを停止します。
構文
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE=value
export ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE
ES_CSKL_NO_MSG_CONSOLE=value
  • 任意。CSKL メッセージはコンソール ログに書き込まれません。
デフォルト
この値が設定されていない場合、CSKL メッセージがコンソール ログに書き込まれます。
ES_DDBG_PORT_RANGE
ダイナミック デバッグに使用するポートの範囲。
ポート番号をハイフンまたはカンマで区切って範囲を指定します。ポート番号が小さい方から大きい方の順に指定する必要があります。
構文
ES_DDBG_PORT_RANGE=value
export ES_DDBG_PORT_RANGE
ES_DDBG_PORT_RANGE=value
  • low_port-high_port
デフォルト
この値が設定されていない場合、ダイナミック デバッグではランダム ポートを使用します。

ES_DDBG_PORT_RANGE=8001-8040 
			 
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON
Enterprise Server Monitor and Control (ESMAC) の起動時のデフォルト ユーザー (「mfuser」) のサインオンを無効にします。
構文
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON=value
export ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON
ES_DISABLE_DFLTUSR_SIGNON=value
  • Y または y ESMAC へのアクセス時に「mfuser」として自動でログオンせずに、MFDS 内部セキュリティ アカウントを使用して Enterprise Server Administration にログオンします。
デフォルト
この値が設定されていない場合、ESMAC にサインインするデフォルトのユーザーとして mfuser が使用されます。
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE
ESMAC カタログ ビューで個々のカタログ エントリを表示する際の行数を制限します。
構文
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
export ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
  • ESMAC カタログ ビューの表示行数を示す整数。
デフォルト
10000
ES_MAX_CATALOG_LINES
ESMAC カタログ ビューに表示されるエントリの数を制限します。
構文
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
export ES_MAX_CATALOG_LINES
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
  • Number 表示する行数。最大は 99999 です。
デフォルト
デフォルトは 5000 です。
ES_MEM_STRATEGY
サポートされるメモリ プロセスのタイプを選択します。
注: メモリ ストラテジは memory_strategy ランタイム チューナーによって設定することもできます。
ES_OLD_SEC_TSTD
セキュリティ リポジトリで宣言されていない TS または TD キューに対してセキュリティが施行されるのを防止します。
構文
ES_OLD_SEC_TSTD=value
export ES_OLD_SEC_TSTD
SET ES_OLD_SEC_TSTD=value
  • 任意の値
デフォルト
デフォルトではセキュリティ リポジトリで宣言されていない TS または TD キューに対してセキュリティが施行されます。
ES_OTMA_TIMEOUT
OTMA クライアントが応答を待つ秒数。デフォルト値は 120 です。
構文
ES_OTMA_TIMEOUT=seconds
export ES_OTMA_TIMEOUT
SET ES_OTMA_TIMEOUT=seconds
  • seconds - 待機する秒数。最大は 43199 です。
デフォルト
120 秒。
ES_RLS_FILE_SUPPORT
プログラムが更新のための読み取りを行っているためにレコードがロックされており、他のプログラムがそのレコードにアクセスできないようにする必要がある場合は、この環境変数を設定して、ロックを保持しているプログラムが完了するまで無効なレコードが返されるのを防止できます。ファイル共有のタイムアウトも、ファイル共有構成ファイルで /t 0 を使用して 0 に設定する必要があります。

構文

ES_RLS_FILE_SUPPORT=value
export ES_RLS_FILE_SUPPORT
SET ES_RLS_FILE_SUPPORT=value

  • Y|y - レコードが別のプロセスによってロックされている場合は、無効なレコードが返されるのを停止します。

デフォルト

RLS ファイル サポートはオフです。

ES_SEP_DORMANT_TIME
一時 SEP 休止時間のオーバーライドを許可します。ステートフル要求の完了時に一時 SEP を自動的に終了するのではなく、サーバー マネージャーで、終了をスケジュールするまでのアイドル時間を使用可能にします。これにより、新しい要求で、新しいインスタンスを起動するのではなく、SEP を再利用できるようになります。この環境変数によって、アイドル時間を制御できます。

構文

ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds
export ES_SEP_DORMANT_TIME
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds

  • seconds アイドル時間の秒数。

デフォルト

2 秒間のアイドル時間が経過すると、一時 SEP は終了します。

ES_SERVER
デフォルトのサーバー名 (casstart または casstop で -r スイッチを指定していない場合に使用されます)。

構文

ES_SERVER=name
export ES_SERVER
ES_SERVER=name

  • name サーバー名。

デフォルト

ESDEMO/ESDEMO64

ES_SYSOUT_HOLD
SYSOUT ファイルのステータスが Out Hold に設定されます。
ES_USR_DFLT_ESMAC
ESMAC 認証用にログオンしているユーザーがいない場合にデフォルト ユーザーのオーバーライドを許可します。

構文

ES_USR_DFLT_ESMAC=user
export ES_USR_DFLT_ESMAC
SET ES_USR_DFLT_ESMAC=user

  • user - デフォルトのユーザー名。

デフォルト

mfuser

ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC
サーバーのセキュリティを強化するためにデフォルトの ESMAC ユーザーを無効にできます。ログオン画面の [DEFAULT] ボタンが無効になり、有効なユーザー ID とパスワードの入力が常に求められるようになります。

構文

ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value
export ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value

  • Y|y - デフォルトの ESMAC ユーザーは無効になります。

デフォルト

デフォルトの ESMAC ユーザーは無効になりません。

ES_XA_????_NB_RETRIES
ES_XA_CONNECT とともに機能します。リソースへの接続を試みる際の接続再試行の回数を設定します。

構文

ES_XA_????_NB_RETRIES=nnnn
export ES_XA_????_NB_RETRIES
ES_XA_????_NB_RETRIES=nnnn

  • ???? は MFDS で定義された XA ID です。
  • nnnn は、SEP が再利用されてスイッチが無効化される前に許容される後続の XA 呼び出し失敗の回数です。

デフォルト

5 回の再試行 (ES_XA_RECONNECT が設定されている必要があります)。

ES_XA_LOG_SUPPRESS
in-doubt XA トランザクションの XA ロギングおよび回復を抑制します。

構文

ES_XA_LOG_SUPPRESS=value
export ES_XA_LOG_SUPPRESS
ES_XA_LOG_SUPPRESS=value

  • Y|y - XA ロギングは抑制されます。

デフォルト

デフォルトでは、値は指定されておらず、XA ロギングも抑制されません。

ES_XA_RECONNECT

この環境変数を設定した場合、XA への呼び出しでエラーが発生すると、サーバーは SEP を再利用し、リソース マネージャーへの再接続を試みます。SEP が再利用されてスイッチが無効化される前に許容される XA 呼び出し失敗の回数は、ES_XA_????_NB_RETRIES 変数で指定します。

構文

ES_XA_RECONNECT=user
export ES_XA_RECONNECT
SET ES_XA_RECONNECT=user

  • 任意の値。

デフォルト

値は設定されておらず、XA 再接続機能は有効ではありません。

EXTFH
呼び出し可能ファイル ハンドラーの構成ファイルを指定します。

構文

EXTFH=filename.cfg
export EXTFH

パラメーター

filename.cgf 構成ファイルの名前を指定します。

EXTFH=/home/mydir/myconfig.cfg
export EXTFH

F

FHREDIR
Fileshare クライアントに使用させる構成ファイルを指定します。

構文

FHREDIR=filename.cfg
export FHREDIR

パラメーター

filename.cfg 構成ファイルの名前を指定します。

FHREDIR=/home/mydir/myconfig.cfg
export FHREDIR
FS

Fileshare Server に使用させる構成ファイルを指定します。

構文

FS=filename.cfg
export FS

パラメーター

filename.cfg 構成ファイルの名前を指定します。

FS=myconfig.cfg
export FS
FSCOMMS
Fileshare システムがシングル ユーザー モードで実行されることを指定します。

構文

FSCOMMS="\$local"
export FSCOMMS

パラメーター

"\$local" Fileshare システムをシングル ユーザー モードで実行します。

H

HCOBND (非推奨)
DB2 外部コンパイラモジュール (ECM) で生成されるバインド ファイルが使用するディレクトリを指定します。
注: HCOBND は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。代わりに BIND または BINDDIR コンパイラ指令オプションのいずれかを使用することをお勧めします。

構文

SET HCOBND=pathname
HCOBND=pathname
export HCOBND

パラメーター

pathname DB2 ECM がバインド ファイルの格納に使用するディレクトリを指定します。

Windows:
SET HCOBND=d:\mydir\binds
UNIX:
SET HCOBND=/mydir/binds
export HCOBND

説明

DB2 ECM は、この環境変数が設定解除されるか、または別のディレクトリが再設定されるまでは指定されたディレクトリを使用します。DB2 コンパイラの指令オプション BIND はこの環境変数を上書きします。

I

ISPPROF
ISPF ダイアログ プロファイルの場所。

J

JAVA_HOME
JDK の場所を指定します。

L

LANG
ロケールを指定します。

構文

LANG=language[_territory[.codepage]]
export LANG
パラメーター
  • language プログラムを実行する際の言語。
  • _ (アンダースコア) language と territory の区切り文字 (territory を指定する場合)。
  • territory プログラムを実行する国。
  • . (ピリオド) territory と codepage の区切り文字 (codepage を指定する場合)。
  • codepage プログラムに使用する文字セット。

LANG=fr_FR
export LANG
LD_LIBRARY_PATH

UNIX システム、Cob、およびランタイム システムが共有ライブラリと呼び出し可能共有オブジェクトを検索するディレクトリを指定します。これは、すべてのプラットフォーム (LIBPATH を使用する AIX を除く) で $COBDIR/lib を含めるように設定する必要があります。また、アプリケーションによって使用される呼び出し可能共有オブジェクトを含むディレクトリもこのパスに含まれている必要があります。

構文

LD_LIBRARY_PATH=pathname[:pathname]...
export LD_LIBRARY_PATH
パラメーター

pathname 1 つのパス、またはコロン (:)で区切られた複数のパスのリスト。

コメント

指定するディレクトリの 1 つとして、$COBDIR/lib も指定してください。COBDIR 環境変数に関しては、これ以前で説明しています。

HP-UX システムでは、LD_LIBRARY_PATH は SHLIB_PATH 環境変数と同じ値に設定する必要があります。SHLIB_PATH および LD_LIBRARY_PATH を異なる値に設定すると、未定義の結果が生じる可能性があります。

この環境変数は、システムの環境変数です。詳細は、ご使用の UNIX オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。

LD_LIBRARY_PATH=$COBDIR/lib:/home/mydir/myapp:$LD_LIBRARY_PATH
export LD_LIBRARY_PATH
LIB
DB2 LIB ディレクトリの場所
LIBLIST
Reserved for use by Micro Focus. Use only if directed by Micro Focus Technical Support.
LIBPATH
UNIX システム、Cob、およびランタイム システムで共有ライブラリ、および呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。この変数は、AIX ベースのシステムでのみ使用できます。また、この変数に設定する値の 1 つとして、$COBDIR/lib も設定する必要があります。また、アプリケーションによって使用される呼び出し可能な共有オブジェクトを含むディレクトリもこのパスに含まれている必要があります。

構文

LIBPATH=pathname[:pathname]...
export LIBPATH

パラメーター

pathname 共有ライブラリを検索するディレクトリを指定します。

LIBPATH=$COBDIR/lib:/lib:/usr/lib
LINES
Specifies the depth of the terminal screen or window, overriding the specified terminal default.

Syntax

LINES=n
export LINES

Parameters

n The depth of the terminal screen or window, in lines.

Comments

The default, when LINES is unset or null, is to use the lines value as defined in the specified terminal's terminfo entry, or the current depth of the terminal window if you are using X windows. The terminal type is specified via the standard UNIX environment variable, TERM.

On non-windowing environments, where the terminal screen area cannot be resized, the LINES values does not need to be set.

In windowing environments, where the size of windows can be changed, the initial size of the window is used in preference to the lines value in terminfo. When the window is resized, the new size is reread. If the new size is greater than the initial size then the extra lines might not be used.

If you want to use the full depth of the window you might need to set LINES to the current depth of the window on some platforms.

Using LINES values that do not correspond to the actual depth of the window produces unexpected results.

Example

LINES=50
export LINES

M

MAINFRAME_FLOATING_POINT
Specifies the format to use for floating point data items. Possible formats are IBM hexadecimal and IEEE.

Syntax

SET MAINFRAME_FLOATING_POINT=fpstatus
MAINFRAME_FLOATING_POINT=fpstatus
export MAINFRAME_FLOATING_POINT

Parameters

fpstatus Which format to use for floating point data items. This must be one of:

  • true Specifies that IBM hexadecimal format floating point data items are to be used.
  • false Specifies that IEEE format floating point data items are to be used.

Setting MAINFRAME_FLOATING_POINT to anything other than true has the same effect as setting it to false.

The setting of this environment variable can be overridden by the NATIVE-FLOATING-POINT directive.

MF_ALIAS
プログラム エイリアスを指定します。各セット (ペア) の長さは 16 文字です (プログラム名に 8 文字、エイリアスに 8 文字)。最大 10 個のペアを指定できます。このリストは最初に検索されるため、組み込みリストをオーバーライドする可能性があります。見つからない場合は、組み込みエイリアス テーブルが検索されます。
MF_AMODE31ONLY
すべてのプログラムが AMODE(31) であることを示します。
MF_CBLQDA
オプション ファイル (FILE-CONTROL 段落で SELECT OPTIONAL 構文を使用して開かれたファイル) または OUTPUT 用に開かれたファイル (オプションかどうかは問わない) の OPEN I-O 文または OPEN EXTEND 文を処理する際に QSAM ファイルを動的に割り当てるかどうかを決定します。指定できる値は OFF および ON です。デフォルトは OFF で、動的割り当てを許可しないように指定します。
これは、CBLQDA 言語環境 (LE) ランタイム オプションのエミュレーションです。
ON に設定した場合に、JCL に含まれている開くファイルの DD 文にスペルミスがあるか、JCL にその文が含まれていないと、OPEN 文の結果として一時ファイルが作成され、プログラムの実行後に削除されます。I-O または EXTEND 用に開かれたオプション ファイルの場合は、戻りコード 05 が返されます。OUTPUT 用に開かれたファイルの場合は、戻りコード 00 が返されます。
この変数は、VSAM アプリケーションまたは JCL ユーティリティ プログラムには影響しません。
注: ESDS ファイルを使用し、この変数を ON に設定しているプログラムでは、FILETYPE が 15 または 16 に設定されていることを確認してください。それ以外の場合、このファイルは変数の影響を受け、QSAM ファイルとして扱われます。
MF_CHARSET
システム文字セットを指定します (ASCII または EBCDIC)。
MF_DUPJOBS
同じ名前のジョブを実行できるようにします。
値:
  • Y (デフォルト)
  • N
MF_ROOT_CERT
MF Directory Server プロセスと任意のクライアント アプリケーションでルート証明書ファイルの値を取得できるようにします。
MF_SMS
SMS サポートを有効にします。
MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN

スプール ハウスキーピングの実行時に、ジョブに関連付けられた MFELX* ファイルも削除するかどうかを決定します。

構文

SET MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN=Y|N
MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN=Y|N
export MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN

Y ファイルは削除されます。

N ファイルは削除されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SPOOL_HK_OUTPRT
スプール ハウスキーピングの実行時にステータスが [Output] または [Printed] の完了キューのファイルも削除するかどうかを決定します。

構文

SET MF_SPOOL_HK_OUTPRTC=value
MF_SPOOL_HK_OUTPRT=value
export MF_SPOOL_HK_OUTPRTC

Y 完了キューのファイルは削除されます。

N 完了キューのファイルは削除されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SPOOL_HK_TESTDATE
スプール ハウスキーピングの標準の日付をオーバーライドします。

構文

MF_SPOOL_HK_TESTDATE=YYYYMMDD
MF_SPOOL_HK_TESTDATEC=YYYYMMDD
export MF_SPOOL_HK_TESTDATEC

YYYYMMDD 標準の日付をオーバーライドする日付。

デフォルト

この変数を設定しなかった場合、スプール ハウスキーピングの標準の日付が使用されます。

MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES
データ セットのアーカイブ時にプロファイル ファイル (.PRO ファイル) を作成するかどうかを決定します。

構文

SET MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES=Y|N
MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES=Y|N
export MF_SPOOL_HK_WRITE_PROFILES

Y プロファイル ファイルは作成されます。

N プロファイル ファイルは作成されません。

デフォルト

デフォルトは Y です。

MF_SYSLOGDSN
Syslog データセット名。
MF_USESCA5
サーバーがバージョン 5 の Open Service Component Architecture を使用する必要があることを指定します。
  • ON (デフォルト)
  • OFF
MFALLOC_LOC
デフォルトの割り当て済みデータセットの場所。
MFALLOC_PROP
割り当て時に生成される PC データセット名の規則 (つまり、デフォルトのカタログ PC DSN フォーマット)。
MFAUDIT_LOGS
監査ファイルの場所。
MFCODESET
使用する変換テーブルを指定します。
  • あらかじめ定義されている国コード:
    国別コード CCSID 言語
    AUTOMATIC オペレーティング システムのデフォルト
    AUTO: オペレーティング システムのデフォルト
    DEFAULT 英語 (US)
    0031 256 オランダ語
    0033 297 フランス語
    0034 284 スペイン語
    0039 280 イタリア語
    0043 273 ドイツ語 (オーストリア)
    0044 285 英語 (イギリス)
    0045 277 デンマーク語
    0046 278 スウェーデン語
    0047 277 ノルウェー語
    0049 273 ドイツ語
    0066 838 タイ語拡張
    0081 930 *日本語カタカナ拡張
    0082 933 *朝鮮語
    0086 13676 *簡体字中国語
    0351 282 ポルトガル語
    0358 278 フィンランド語
    0437 437 英語 (US)
    0500 500 国際 (ラテン 1)
    0886 937 *繁体字中国語
    0939 939 *日本語ラテン拡張
    9122 9122 *日本語カタカナ

    アスタリスク (*) が付いている文字セットは 1 バイト文字と 2 バイト文字混合の変換に対応しています。

Windows プラットフォームの場合:
  • 英国または米国以外の言語設定を使用する場合は、さらに PC の環境設定でコードページを設定する必要があります。
    • [マイ コンピューター] を右クリックします。
    • [プロパティ] を選択します。
    • [システムの詳細設定] をクリックします。
    • [環境変数] をクリックします。
    • [システム環境変数] にある [新規] をクリックします。
    • [変数名] に「MFCODESET」と入力し、[変数値] に「XXXX」と入力します。XXXX は選択したコードページです。
  • ユーロ記号 (€) を使用するには、EURO コードセットの国コードの前に「E」を付けます。
UNIX プラットフォームの場合:

EURO コードセットの国別コードの前に必ず「E」を付けます。

MFCSCFG
Specifies a configuration file to be used by the Client/Server Binding client program.

Syntax

SET MFCSCFG=filename
MFCSCFG=filename
export MFCSCFG

Parameters

filename The name of the configuration file.

Example

SET MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
export MFCSCFG

Comments

The value of MFCSCFG is overridden by any value defined in the command line. If neither of the above yields a filename, the default filename mfclisrv.cfg is assumed, and is searched for in the current directory. If that in turn is not found, the default settings for the configuration entries are used.

MFE.SMS
SMS サポートを有効にします。
MFEXTMAP
マッパー ファイルの場所。
MFJ_INPUTDS_ERROR
N に設定すると、IEBDGIEBGENER、および IEBCOMPR で、存在しないファイルがレコードがゼロ件のデータ ファイルとして扱われます。
MFJSENGINE
MFJSORT ユーティリティがエミュレートするソート エンジンを指定します。
  • DFSORT (デフォルト)
  • SYNCSORT
MFJSTATS

For a COBOL sort not running under mainframe emulation, setting the environment variable MFJSTATS to ON creates a report containing statistics for the SORT that is displayed to SYSOUT. If a report file already exists for a previous SORT, the new statistics are appended to the end of the previous one.

If you are performing a COBOL sort using mainframe emulation, you can create a statistics report by modifying the JCL statement.

Syntax

SET MFJSTATS=switch
MFJSTATS=switch
export MFJSTATS

Parameters

switch Switches report creation ON or OFF. The default is OFF.

MFLECONFIG

Specifies a configuration file for Language Environment (LE) runtime options.

Syntax

SET MFLECONFIG=filename
MFLECONFIG=filename
export MFLECONFIG

Parameters

filename The file containing the LE runtime options you want to use.

MFLOCKING
ロッキング サポートを有効にします。
MFLOGDIR
Specifies a directory to be used by Client/Server Binding for log files.

Syntax

SET MFLOGDIR=dirname
MFLOGDIR=dirname
export MFLOGDIR

Parameters

dirname The name of the directory for log files.

Example

SET MFLOGDIR=/home/mydir/logs
MFLOGDIR=/home/mydir/logs
export MFLOGDIR
MFPRELOAD_USE
MFPRELOAD を呼び出してパフォーマンスを改善します。
MFREXX_LSEQ_RECSIZE_MAX

ゼロのレコード長でカタログ化されている行順次ファイルの読み取り/書き込み時の REXX EXECIO コマンドに対するレコード長を指定します。

  • 使用するレコード長 (デフォルト = 255)
MFREXX_NOT
REXX のデフォルト (「¬」) に加えて、NOT 演算子に使用する 1 つまたは複数の文字を指定します。
  • 各演算子を表す 1 つまたは複数の文字。指定した各文字は、デフォルトの演算子に加えて使用されます。各追加文字は、一重引用符または二重引用符で囲んで定義するか、または 16 進法で定義する必要があります。複数の文字は、スペースまたはカンマで区切ります。
MFREXX_OR
REXX のデフォルト (「|」) に加えて、OR 演算子に使用する 1 つまたは複数の文字を指定します。
  • 各演算子を表す 1 つまたは複数の文字。指定した各文字は、デフォルトの演算子に加えて使用されます。各追加文字は、一重引用符または二重引用符で囲んで定義するか、または 16 進法で定義する必要があります。複数の文字は、スペースまたはカンマで区切ります。
MFSUB
SUBI または ASUBI を使用するかどうかを指定します。
  • SUBI
  • ASUBI
MFSYSCATDIR
システム カタログ ディレクトリの場所。
MFTRACE_ANNOTATIONS
トレース ファイルの場所。
MFTRACE_CONFIG
CTF 構成ファイルの場所。
MFTRACE_LOGS
CTF ログ ファイルの場所。
MFTSO_DEBUG
デバッグ メッセージの表示を制御します。
MFUSER
デフォルトのユーザー ID。
MFUSERCAT_LOC
ユーザー カタログの場所
MULTMFENTMAP
< や & などの特殊文字を同等の HTML エンティティ (たとえば、< や &amp;) に置き換えるかどうかを指定します。

O

OOSW
オブジェクト指向ランタイム スイッチ

P

PATH

Specifies the directories to be searched by all UNIX programs, including the runtime system, when finding executables to be run.

Syntax

PATH=pathname[:pathname]...
export PATH

Parameters

pathname A directory to search for executables.

Example

PATH=$COBDIR/bin:$PATH
export PATH

R

RANDOM
SSL を使用している場合、RANDOM 変数の数値として格納される外部生成ランダム データは、SSL ハンド シェーキングで使用される一時的なキー ペアを生成するための初期ソルト値に挿入されます。RANDOM 値は初期ソルト値の一部のみを形成し、ランダム性を高めるのに役立ちますが、必須の要件ではありません。

S

SORTCOMPRESS
Tells the system whether or not to execute a compression routine on each record to be sorted.

Syntax

SET SORTCOMPRESS=5
SORTCOMPRESS=5
export SORTCOMPRESS

Parameters

5 This is the only value that you can supply. It allows for run-length encoding of sort records, resulting in much better performance when records contain multiple repeated characters.

Comments

This variable is recommended if the sort records contain many single repeated characters, for example, multiple spaces, as it can be very effective in improving memory usage and therefore sort performance.

Example

SET SORTCOMPRESS=5
SORTCOMPRESS=5
export SORTCOMPRESS
SORTSCHEME
ソートスキームを有効にします。SORTSPACE と併用すると、パフォーマンスが改善されます。

構文

SET SORTSCHEME=1
SORTSCHEME=1
export SORTSCHEME
  • SORTSCHEME=1 - これは、この環境変数に対する唯一の有効値です。詳細については、SORTSPACE を参照してください。
SORTSPACE
The amount of memory to be allocated to internal workspace for SORT operations. This can be specified in different formats: for example, you could specify 64M, 2G, and 1000000 to give sort memory areas of 64 Megabytes, 2 Gigabytes and 1000000 bytes respectively.

Syntax

SET SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
SORTSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
export SORTSPACE

Parameters

n[K|k|M|m|G|g The amount of memory to be allocated to internal workspace for SORT operations. K or k indicates kilobytes, M or m indicates megabytes and G or g indicates gigabytes. No letter indicates bytes. Defaults to 1 megabyte.

Comments

A larger value for SORTSPACE will generally result in a faster sort. However, if you specify a value that exceeds the capacity of main memory in your computer, such that the operating system has to page memory in and out, performance will be degraded.

Example

SET SORTSPACE=1024K
SORTSPACE=1024K
export SORTSPACE

SORTTEMPSPACE
Specifies the amount of memory to be allocated to temporary workspace for SORT operations.

Syntax

SET SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
SORTTEMPSPACE=n[K|k|M|m|G|g]
export SORTTEMPSPACE

Parameters

n[K|k|M|m|G|g] The amount of memory to be allocated to temporary workspace for SORT operations. K or k indicates kilobytes, M or m indicates megabytes and G or g indicates gigabytes. No letter indicates bytes. 32 megabytes is the lowest amount of memory that can be allocated.

Comments

The memory allocation strategy used by SORT can be adjusted through use of SORTTEMPSPACE, which generally improves performance in systems suffering from memory fragmentation.

Example

SET SORTTEMPSPACE=250MB
SORTTEMPSPACE=250MB
export SORTTEMPSPACE
SORTTYPE
ソート タイプを定義します。

構文

SET SORTTYPE=2
SORTTYPE=2
export SORTTYPE
  • SORTTYPE=2 SORT はファイル ハンドラーの使用を強制されるため、フォーマット変更は extfh.cfg ファイルから取得されます。
  • この変数を未設定にすると、SORT はパフォーマンスを改善するために CBL_ ルーチンを使用してファイルの読み取り/書き込みを試みます。
注: 2 はこの環境変数に対する唯一の有効値です。
SSLDIR
SSL 接続を使用している場合に、この値は、システムの OpenSSL ディレクトリの一般的な場所を指定します。

T

TERM
Defines the type of terminal being used.

Syntax

TERM=name
export TERM

Parameters

name The name of the terminal in the terminfo database.

Example

TERM=at386
export TERM
TERMINFO

Specifies the directory to be searched by all UNIX programs, including the runtime system, for the UNIX system terminfo database.

Syntax

TERMINFO=pathname
export TERMINFO

Parameters

pathname The name of a directory that contains the UNIX system terminfo database.

Comments

The UNIX system terminfo database is used by all UNIX applications that need to use a terminal. However, COBOL applications tend to make much fuller and sophisticated use of the terminal and require a fuller terminfo description than is required by typical UNIX applications such as vi. Some terminal capabilities, such as those set during the initialization of the terminal to control the use of function keys, commonly conflict with the needs of typical COBOL applications. In such cases, the terminal information required by COBOL can be stored in a separate terminfo database and referenced using COBTERMINFO.

TMPDIR
Specifies a directory in which to store temporary files in place of the UNIX system default.

Syntax

TMPDIR=pathname
export TMPDIR

Parameters

pathname The directory used by UNIX applications for any temporary work files. Temporary work files can be created by COBOL utilities such as Cob or by the runtime system when it executes statements such as SORT. If you do not specify a directory, the system default directory is used.

Comments

You might need to use this environment variable if the runtime system needs to page data to disk when creating heaps or sorting.

TXFILEP
Micro Focus VSAM ファイルの場所。

U

USER
デフォルトのユーザー名。