このリリースでは、次の各項目が強化されています。
Eclipse との統合
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このリリースでは、次の各項目が強化されています。
エディタ
- COBOL エディタ:
- [Window > Preferences > Micro Focus > COBOL > Editor > Line numbering] から COBOL および標準の行番号付けの増分を指定できるようになりました。
- 単一行または複数行をコメント付き状態とコメントなし状態の間で切り替えることができるようになりました。
アプリケーションのビルド:
- 環境変数 - プロジェクトのプロパティ内の新しいページである [Build Environment] では、アプリケーションのために環境変数を指定できます。また、アプリケーションの実行またはデバッグ構成に関して実行時にのみ適用される環境変数を指定できます。
このトピック末尾の「関連情報」を参照してください。
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Enterprise Server のためのアプリケーション サーバー JCA サポート
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制限事項: この機能は、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。
このリリースでは、エンタープライズ サーバー リージョンの再起動時のアクティブな Java アプリケーション サーバーへの自動接続回復がサポートされています。これは、COBOL リソース アダプターに適用されます。
このリリースでは、Ant を使用してコマンド ラインでコード分析を実行できるため、CI フレームワークにコード分析を統合できます。次の機能があります。
- プロジェクトの .cobolBuild Ant スクリプトでターゲットを指定して、コマンド ラインでコード分析を実行できます。
- コード分析用の新しい Ant ターゲット:analyzeおよびbuild.and.analyze。これらにより、分析のみを実行して分析データを生成したり、ビルドを実行してビルド成果物と分析データを生成したりできます。
- 新しい Micro Focus Ant タスク:analysis(.cobolBuild ファイル用)。このタスクのパラメーターで、コード分析の結果を受信したときにビルドを停止するか続行させるかを指定できます。
- cobol Ant タスク向けのコード分析用の新しいパラメーター:analysisData および analysisDataDir。
- 新しい Ant タイプruleList(.cobolBuild ファイル用) - 実行するルールを指定できます。
- プロジェクト ディレクトリまたはワークスペースの外部にあるカスタム .cobolBuild ファイルを使用して分析を実行できます。
新しいタスク、タイプ、およびパラメーターの詳細については、Micro Focus Infocenter で『Micro Focus Ant User Manual』を参照してください。
詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
コード カバレッジ
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コード カバレッジ レポートが IDE およびエディタに統合されるようになりました。次の機能があります。
- 何パーセントのコードが実行されたかの統計を示す新しいコード カバレッジ ビュー (Eclipse)。
- エディタでの、コード カバレッジ ビュー (Eclipse) から処理済みブロックおよび未処理ブロックへのナビゲーション。
- エディタにおける処理済み (実行された) ブロックまたは未処理 (実行されていない) ブロックの色分け。
詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
コンパイラ指令
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このリリースでは、次のコンパイラ指令に新規パラメーターがあります。
詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
データファイル ツール
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このリリースでは、セキュリティが改善され、より多くのファイル タイプがサポートされています。次の機能があります。
- ユーザーがデータ セットにアクセスしようとすると、Enterprise Server セキュリティの特定部分が適用されます。Enterprise Server リージョンでセキュリティが有効になっている場合は、ユーザーがデータ セットにアクセスするには、ログイン詳細が認証される必要があります。それらの詳細を認証できない場合、アクセスは拒否されます。
- レコード レイアウトの使用時は、特定のデータがフィールド レベル (内容が Picture 文字列と互換性があることを確認するため ) およびレコード レベル (レコードの長さがレイアウト サイズと一致することを確認するため) で確認されるようになりました。
- 可変長ブロックの順編成ファイルおよび相対ファイルに多彩な編集機能が追加されました。バイナリ データを含まない場合は行順編成ファイルでも多彩な集機能を利用可能です。
詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
Eclipse エディタのコーディングについて
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今回のリリースでは、以下の点で COBOL への Content Assist のサポートが強化されました。
- ネイティブ COBOL - OCCURS 文がサポートされるようになりました
- マネージ COBOL - 次のシナリオで、作業用ストレージ セクションにおいて入力候補を利用可能になりました。
- メソッド引数での演算式
- 変数と一部の式のキャスト
- TABLE OF 式およびインデクサーの使用による配列の作成
- ジェネリクス
- 実装と継承
- Javadoc コメントが表示されるようになりました (Eclipse)
- 構成体および属性における型名フィルタリング
- 管理された型ヘッダー、メソッド ヘッダー、およびインデックス ヘッダー。
- ネストされた型
- SIZE OF 式
- 文字列連結
- TYPE OF 構成体
- 無条件のメンバー アクセス -SELF::またはSUPER::構文
- 浮動小数点リテラルのサポートが拡張されました。
- TRY および RAISE (マネージ COBOL)、ならびに EXAMINE、INSPECT、SEARCH、GO TO、INITIALIZE、INVOKE、および UNLOCK (ネイティブ COBOL) など、より多くの COBOL 動詞について入力候補を利用可能になりました。
- 入力候補挿入およびケース処理のための新しい IDE 構成設定があります。
詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
Enterprise COBOL 5.2
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Enterprise COBOL 5.2 の導入により、次の機能がサポートされます。
- データ記述項の説明内で VOLATILE キーワードがサポートされます。ただし、これは注記の扱いになります。また、ENTCOBOL 方言では、これは予約語の扱いになります。
- SORT 文の書き方 2 で、COLLATING SEQUENCE 句の注記専用として取り扱いが廃止されました。
- XML GENERATE 文の SUPPRESS 句が拡張されました。
- IBM z/OS JSON パーサー API。IBM z/OS クライアント Web 有効化ツールキット向けの記載のとおりです。
ファイル処理
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ファイル処理プロセスに次のような機能拡張が加えられました。
ライブラリ ルーチン
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このリリースでは、次のライブラリ ルーチンが新たに追加されました。
- CBL_CODESET_SET_MAPPING - コードセットを有効にできます。
- CBL_RUNTIME_ERROR - アプリケーションを強制的にランタイム エラー状態で終了させます。
Micro Focus 単体テスト フレームワーク
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詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
マネージ COBOL 構文
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マネージ COBOL 構文に次のような機能拡張が加えられました。
- パッケージの一部としてコンパイルされた COBOL プログラムを呼び出す場合に、必要な Java プロパティ ファイルを作成できる、新しいコマンド ライン ユーティリティ mfjarprogmap が利用可能になりました。
- 汎用の反復子を作成できるようになりました。
- Profiler ユーティリティを使用して、マネージ COBOL アプリケーションのランタイム パフォーマンスに関して詳細な統計を取得できるようになりました。
詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
ネイティブ COBOL 構文
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次の項目は、ネイティブ COBOL 構文の新機能です。
- クラス状態のテスト
- 新しいクラス状態テストおよび更新されたクラス状態テストが DBCS、KANJI、および JAPANESE で利用可能になりました。
RM/COBOL の互換性
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Micro Focus COBOL アプリケーションで RM/Panels 構文がサポートされるようになりました。
COBOL、.NET、および Java 開発者のための構文ガイド
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製品ヘルプに、Java または .NET プラットフォーム向けの COBOL アプリケーションを最新化するときに OO COBOL 構文を学習する必要がある開発者のための簡潔で使いやすい構文ガイドが含まれるようになりました。このガイドでは、COBOL、C#、VB、および Java の同等の構文が併記されています。
詳細については、このトピック最後の「関連情報」を参照してください。
UNIX および Linux プラットフォームのサポート
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このリリースは、リトルエンディアン PowerLinux アーキテクチャを実行している SUSE および Red Hat プラットフォームでサポートされるようになりました。
注:これらは 64 ビット プラットフォームのみとなります。
この環境での実行時には、次のような制限事項があります。
- プロファイリングを有効にするcobフラグ -p は、Red Hat プラットフォームではサポートされていません。
- プロファイリングを有効にするcobmodeユーティリティはサポートされません。
- SQL 機能は、OpenESQL サポート (ODBC および JDBC) のみに限定されています。
- RM File Manager (RMFM) はサポートされていません。
z/Server
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z/Server 構成ユーティリティが COBOL Server の一部としてインストールされるようになり、Technology Preview ダウンロードでは入手できなくなりました。デフォルト作業構成を簡単に作成できるように、インターフェイスが合理化されました。