呼び名は特殊名段落中に定義しなければならない。その方法の詳細については、「特殊名段落」を参照。また、ランタイム環境においてサポートされている呼び出し方式の詳細については、COBOL システムのマニュアルを参照。
実行用の COBOL のコードが収められているプログラム ファイルの名前は通常、基本的にプログラム名と同じであることに注意すること。呼び出しが行われたときにプログラム名または入口名がまだメモリーにロードされていないと、ファイル名に基づいてプログラム ファイルが探されるが、プログラム名に基づいて探されているように見える。そのような状況において、プログラム名を参照する呼び出しは正常に行われるが、入口名を参照する呼び出しはエラーとなる可能性がある。
入口名は多くの場合にプログラム名に等しく、両者は名前の形成に関する共通の規則に従う。その規則は「プログラム ID 段落」の項に記載されている。literal-1 はプログラム ID 段落の一般形式の literal-1 に対応する。
、data-name-2、および data-name-3
への参照は連絡節中の記述に基づいて解明される。その連絡節中のデータ項目に定義されている文字数が、稼働している要素中の対応するデータ項目よりも多いと、結果はどのようになるか分からない。この規則に外れるか、具体的なランタイム環境において許されるシステム領域の最大許容サイズを超えるかすると、システムは壊滅的な障害を起こす可能性がある。