サーバー タイプが表示されます。停止できる唯一のタイプのサーバーは、MFES サーバーです。MFES は、Micro Focus エンタープライズ サーバーの略語です。これは、サービスとして実行される COBOL プログラムのランタイム環境を提供するサーバー タイプです。MFES に続くかっこ内の MSS は、サーバーで Mainframe Subsystem Support (MSS) が有効になっていることを示します。
このセクションは、サーバーが独自のセキュリティ設定および関連するセキュリティ マネージャー リストを使用しているか、複数のサーバーで共有できる Default ES Security 構成設定を使用しているかを示します。
独自のセキュリティ設定を使用している場合は、セキュリティ マネージャー リストにセキュリティ マネージャーが表示されます。
エンタープライズ サーバーは、起動すると、Directory Server に接続して構成の詳細を取得し、起動プロセス中に後で、Directory Server の情報を更新します。これを行うには、Directory Server のユーザー資格情報 (Directory Server が確認および認証する資格情報) が必要です。Directory Server の情報を更新するには、このユーザーに、Directory Server 内の適切なエンタープライズ サーバー リソースに対する変更パーミッションが付与されている必要があります。
また、起動プロセスには、エンタープライズ サーバーが確認および認証するユーザー資格情報も必要です。エンタープライズ サーバーの起動に使用するコマンドを実行するには、OPERCMDS リソース クラス内の casstart リソースに対する変更パーミッションをユーザーが持っている必要があります。
エンタープライズ サーバーは Directory Server とは別のセキュリティ ドメインである点に注意することが重要です。たとえば、異なるセキュリティ構成および異なるセキュリティ マネージャーを使用している可能性があります。
組み込みのデフォルト ユーザーまたは Enterprise Server Administration への現在のログオンで使用している資格情報を起動時に使用するように指定できます。また、別のユーザー名およびパスワードを指定することもできます。
現在ログオンしているユーザーを使用する場合、または別のユーザーの資格情報を指定する場合は、そのユーザーが Directory Server およびエンタープライズ サーバーのセキュリティ ドメインに存在することを確認する必要があります。Directory Server のドメイン内で、ユーザーが [サーバー] リソース クラス内で適切なエンタープライズ サーバー リソースに対する変更パーミッションを持っている必要があります。エンタープライズ サーバーのセキュリティ ドメイン内で、ユーザーが OPERCMDS リソース クラス内の casstart リソースに対する変更パーミッションを持っている必要があります。