データベース参照ファイルに登録したデータ ファイルについては、デフォルトによりデータベース シーケンス番号の確認を行います。データベース連続番号を確認する必要がないファイルについては、連続番号を解除できます。解除するには、データベース参照ファイルにあるこのデータ ファイルのエントリに対して /o s (連続番号の省略) オプションを適用します。
例
fs /d dbase.ref /l \logdir\log.dat
fs /d dbase.ref /f test1.dat
fs /d dbase.ref /f test2.dat /o l
fs /d dbase.ref /f test3.dat /o s
このコマンドの内容は、次のとおりです。
- データベース参照ファイル名は dbase.ref です。
- ログ ファイル名は log.dat で、logdir ディレクトリに格納されています。
- データ ファイル test1.dat に対する更新は、ログ ファイルに記録します。デフォルトでは、データベース参照ファイルに登録されたすべてのデータ ファイルでデータベース シーケンス番号の確認を行います。そのため、このファイルも対象となります。
- データ ファイル test2.dat に対する更新は、ログ ファイルに記録されません。"/o l" オプションは、ロギングを解除します。ただし、このファイルに対しても、データベース シーケンス番号の確認を行います。
- データ ファイル test3.dat に対する更新はログ ファイルに記録されます。ただし、このデータ ファイルに対してはデータベース シーケンス番号の確認は行われません。"/o s" オプションは、このデータ ファイルに対するデータベース シーケンス番号の確認を解除します。