概要 - コンパイル

プログラムを実行できるようにするには、ソース コードをコンパイルする必要があります。

デフォルトでは、コンパイラは何の介入もなくプログラムをコンパイルします。プロジェクトを構成する際には、ビルドするターゲット ファイルのタイプや、ターゲット プラットフォームを指定するなど、特定の方法でビルドするように指定できます。

コンパイルを構成するには、次の手法を使用します。

コンパイラは、検出したエラーを重大度のレベルとともに記録します。エラーの重大度には、情報メッセージからコンパイラの動作を停止させる致命的なエラーまで、複数のレベルがあります。

ネイティブ コードとしてコンパイルする際に、コンパイラは実行可能コードを直接生成できるほか、オブジェクト コードも生成できます。オブジェクト コード自体は実行可能ではなく、ランタイム システムにリンクして実行可能ファイルを作成する必要があります。プロジェクトが .int および .gnt にビルドする設定になっている場合、デフォルトでコンパイラは構文チェック フェーズで .int コードを生成し、生成フェーズで .gnt コードを生成できます。この動作は、プロジェクトまたはファイルのプロパティから変更できます。

コマンド行からのコンパイル

コマンド ラインでは、cobol コマンドを使用してリンクせずにコンパイルするか、cbllink ユーティリティことができます。

必要なすべての情報をコマンド行で指定することも、コンパイラのプロンプトを使用することもできます。