クイック アクションを使用したリファクタリング

Visual Studio のクイック アクション (電球) 機能を使用してコードのリファクタリングを行うことができます。使用できるリファクタリング手法は次のとおりです。

欠落しているコピーブックの作成または検出

コードで参照しているコピーブックがプロジェクトのコピーブック パスで定義されたいずれのパスにも存在しない場合、エディターのクイック アクションを使用して、コピーブックを手動で見つけるか新規に作成し、そのファイルをプロジェクトに追加することができます。

クイック アクションを使用してコピーブックの欠落を解決する方法は次のとおりです。

  1. エディターで COPY 文にカーソルを合わせ、電球アイコン (light bulb) が表示されたら、アイコンをクリックして推奨される修正を確認します。

  2. 推奨されるアクションからいずれかを選択します。

    コピーブックを作成する場合は、ファイルがプロジェクトに追加され、その場所がプロジェクトのコピーブック パスに追加されます。

    欠落しているコピーブックを探す場合は、ファイル システムからファイルをブラウズして選択できます。ファイルの場所を特定すると、そのパスがプロジェクトのコピーブック パスに追加されます。

.NET タイプから移植可能な COBOL 構文への変換

あらゆるプラットフォームで使用されるマネージ COBOL コードを記述する際は、電球クイック アクションを使用すると、事前定義された対応するマネージ COBOL タイプを持つ .NET タイプを COBOL 事前定義タイプに変換できます。これは、簡単に Visual Studio からエクスポートして Visual COBOL for Eclipse で編集できるプラットフォーム非依存のアプリケーションの記述に役立ちます。

これには、電球クイック アクション [Convert to COBOL Syntax] を使用します。このクイック アクションは .NET タイプに対して利用でき、System.UInt64 から binary-double unsigned のような変換を迅速に実行できます。

エディターで電球クイック アクション [Convert to portable COBOL syntax] を使用すると、.NET タイプを COBOL 事前定義タイプに自動的に置き換えることができます。

リファクタリングの名前の変更

[Rename] クイック アクションを使用して、変数、セクション名、段落名、識別子の名前を特定のファイルまたはソリューション全体で変更できます。

  1. エディターでコードを開き、コード内のいずれかの場所で変数または識別子の名前を変更します。

    編集した行の余白部分に電球アイコン (light bulb) が表示されます。

  2. リストからいずれかのクイック アクションを選択して、現在のプログラムまたはソリューション全体ですべての名前を変更します。

タイプの名前の簡略化

コードで .NET タイプを参照する際は、完全修飾名前空間を使用するか、簡略化された名前のみを使用して名前空間を省略することができます (簡略化された名前をあいまいさなしで解決できる場合)。たとえば、String が他のクラスで使用されていない場合は、「System.String」と入力する代わりに単に「String」と入力できます。

エディターで電球クイック アクション [Simplify name Type] を使用すると、完全修飾名を簡略化された名前に自動的に置き換えることができます。

現在特定されている完全修飾名を簡略化するか、現在のファイル内 ([Document] をクリック)、または現在のファイルとその拡張コピーブック ビューに表示されるすべてのコピーブック内 ([Program] をクリック) で検出されるその名前をすべて簡略化するかを選択できます。