本トピックでは、Docker を使用する際に理解しておく必要がある重要な用語について簡単に説明します。詳細については、Docker Documentation サイトを参照してください。
コンテナーは、通常はホスト環境から完全に分離されており、事前に構成されている場合にのみホストのファイルおよびポートにアクセスできます。
Docker Hub の主な用途はイメージをホストすることですが、ユーザー認証やイメージ作成の自動化などにも使用されます。Docker Hub には誰でも自由にイメージを公開できます。Docker Hub にイメージを送信した個人や組織について、確認や検証は行われません。
Dockerfile では、複雑なもの (既存のイメージを指定してベースとして使用するなど) から単純なもの (あるディレクトリから別のディレクトリにファイルをコピーするなど) まで、幅広いコマンドを指定できます。たとえば、ubuntu イメージをベースとして使用し、Apache Web サーバー、アプリケーション、および必要な構成オプションもインストールする Dockerfile を作成できます。
Docker イメージは、単一の Docker コンテナーを実行するためのすべての要件を含むバイナリであり、その必要性および機能について記述したメタデータが格納されます。
イメージには、アプリケーションの実行可能コード、アプリケーションが依存するソフトウェア、必要な構成設定など、アプリケーションを実行するために必要なすべての情報が含まれます。独自のイメージを作成 (Dockerfile を使用) できるほか、他の人が作成してレジストリ (Docker Hub など) に公開したイメージを使用することもできます。