.csv ファイルとしての HSF 情報の表示

制限事項:本トピックは、Enterprise Server 機能が有効な場合にのみ該当します。

HSF レコードの収集およびディスクへの書き込みを有効にしている場合は、スプレッドシートにインポートできるカンマ区切りファイルでトランザクションの個別実行の詳細を確認できます。これらのファイルには、1 行ごとに 1 つの HSF レコードが含まれています。ファイル名は cashsf-a.csv および cashsf-b.csv です。

アクティブ ファイルが一杯になった場合や、ESMAC で [Switch] ボタンをクリックした場合は、最大ファイル サイズに達するか [Switch] ボタンがクリックされるまで代替ファイルにレコードが書き込まれます。

ファイルはシステム ディレクトリに保存されます。

.csv ファイルには次のヘッダーがあります。
#HSFver=02
Type,PID,Task,Date,Time,Tran/Job,User/DDName/CC,LU/Step,Prog/DSName,Latent/ReadCount,Resp/WriteCount,
API/RewriteCount,SQL/DeleteCount,IMS/DSDeleteCount,DSType,DSAccessType,File1,Count1,Time1,File2,Count2,
Time2,File3,Count3,Time3,File4,Count4,Time4,File5,Count5,Time5,TS1,Count1,Time1,TS2,Count2,Time2,TS3,
Count3,Time3,TS4,Count4,Time4,TS5,Count5,Time5,TD1,Count1,Time1,TD2,Count2,Time2,TD3,Count3,Time3,TD4,
Count4,Time4,TD5,Count5,Time5
また、次のフィールドが含まれます。
重要:
このバージョンの製品では、次の行で始まる cashsf-n.csv ファイルが生成されます。
#HSFVer=02
以前のバージョンの製品の HSF 出力は、この行を含まないか、この行で始まらないことがあります。
#HSFVer=01
以前のバージョンの .csv ファイルには、DSTypeおよびDSAccessTypeフィールドが含まれず、以下のヘッダーを持つか、
#HSFVer=01
Type,PID,Task,Date,Time,Tran,User,LU,Prog,Latent,Resp,API,SQL,IMS,File1,Count1,Time1,File2,Count2,Time2,
File3,Count3,Time3,File4,Count4,Time4,File5,Count5,Time5,TS1,Count1,Time1,TS2,Count2,Time2,TS3,Count3,
Time3,TS4,Count4,Time4,TS5,Count5,Time5

以下のとおりIMSフィールドが含まれません。

Type,PID,Task,Date,Time,Tran,User,LU,Prog,Latent,Resp,API,SQL,File1,Count1,Time1,File2,Count2,
Time2,File3,Count3,Time3,File4,Count4,Time4,File5,Count5,Time5,TS1,Count1,Time1,TS2,Count2,Time2,TS3,
Count3,Time3,TS4,Count4,Time4,TS5,Count5,Time5
Type
レコードの型。次のいずれかになります。
  • WEB - Web サービス用
PID
タスクを実行した SEP のプロセス ID。
Task
一意のタスク番号。
Date
タスクの実行が開始された日付 (yyyymmdd 形式)。
Time
タスクの実行が開始された時刻 (hhmmsscc 形式)。
Tran/Job
タスクの名前。以下のいずれかになります。
  • Web サービスの場合は、サービス名。
Latent/ReadCount
  • Enterprise Server が要求を受信してからタスクの実行が開始されるまでの時間 (100 分の 1 秒単位)。
Resp/WriteCount
  • タスクが実行されていた時間 (100 分の 1 秒単位) (待ち時間を含まない)。
SQL/DeleteCount
  • このタスクに対する SQL API (EXEC SQL 文) で費やされた時間 (100 分の 1 秒単位)。
DSType
このフィールドはすべてのレコードで空白になります。
DSAccessType
このフィールドはすべてのレコードで空白になります。

次の追加フィールドは 5 回まで繰り返される可能性があります。

File(x)
トランザクションがアクセスしたファイルの名前。
Count(x)
トランザクションがこのファイル x にアクセスした回数。
Time(x)
トランザクションがファイル x へのアクセスに費やした時間 (100 分の 1 秒単位)。
Ts(x)
トランザクションがアクセスした一時記憶キュー (TSQ) の名前。
Count(x)
トランザクションが Tsx にアクセスした回数
Time(x)
トランザクションが Tsx へのアクセスに費やした時間 (100 分の 1 秒単位)
Count(x)
トランザクションが TDxx にアクセスした回数。
Time(x)
トランザクションが TDx へのアクセスに費やした時間 (100 分の 1 秒単位)。

Microsoft Excel で表示したサンプルの内容