スレッド局所記憶節は、各スレッドで一意であり、すべての呼び出しにおいて持続するデータを記述する。このデータには、このデータの初期値は、VALUE 句 を使用して与える。データ記述項の構文は、ファイル記述項の全体的な骨組みデータ部 - ファイルおよびデータ記述の章で定義する。
スレッド局所記憶域は、スレッドごとの作業場所とみなしてもよい。こうすると、ほとんどの再入プログラムの競合問題を解決するときに便利である。多くの場合、ファイル操作を行わないプログラムは、単に作業場所節見出しをスレッド局所記憶節見出しに変更するだけで、完全に再入プログラムにすることができる。