デフォルトの Fileshare サーバーを指定するには、Fileshare クライアント構成ファイルで /s オプションを使用します。次に例を示します。
Windows:
/s server2
UNIX:
-s server2
構成ファイルをこのように設定すると、Fileshare クライアントに対してデフォルトの Fileshare サーバー server2 を使用するように指示できます。File Handling Redirector モジュールは、次の場合を除いて、すべてのファイル入出力操作をこのサーバーにリダイレクトします。
- ファイルを具体的にローカル ファイルとして定義した場合。詳細については、「構成」の章にある「クライアントの構成」セクションを参照してください。
- Fileshare クライアント構成ファイルで、別の Fileshare サーバーにあるファイルを具体的に指定した場合。詳細については、「構成」の章にある「クライアントの構成」セクションを参照してください。
- プログラムでファイル名の一部として別の Fileshare サーバーの名前を指定した場合 (上記を参照)。
注:
- Fileshare クライアントの構成ファイルには、最大 16 個の一意な Fileshare サーバー名を記述できます。
- 構成ファイルに含まれるファイル名は、/r オプション (DYNCONFIG) で定義されていない限り、大文字と小文字を区別します。/r オプションで定義されている場合、Windows で実行するときにファイル名は大文字と小文字を区別しません。
- 構成ファイル内のファイル名は、プログラムから最初の OPEN 要求で File Handling Redirector モジュールに渡されるファイル名とまったく同じであることが必要です。