COBOL では、クイック アクションを使用して次の修正が可能です。
コードで参照しているコピーブックがプロジェクトのコピーブック パスで定義されたいずれのパスにも存在しない場合、エディターのクイック アクションを使用して、コピーブックを手動で見つけるか新規に作成し、そのファイルをプロジェクトに追加することができます。
クイック アクションを使用してコピーブックの欠落を解決する方法は次のとおりです。
エディターの [Extract to Copybook] コンテキスト メニュー コマンドの代わりに、[Extract to Copybook] クイック アクションを使用できます。
名前空間を完全修飾せずにタイプを指定する場合は、電球機能を使用してそのタイプを解決します。たとえば、System.IO.Path::GetFullPath を使用する必要があり、局所記憶節で次のことのみを定義してあるとします。
01 var1 type Path
出力ウィンドウに、Path は不明なタイプであるというエラー メッセージが表示されます。この宣言の行をクリックすると、プログラムのこの行の上の余白部分に電球アイコンが表示されます。
電球が表示されるまで Path にカーソルを合わせてから、電球アイコン () をクリックして、推奨される修正を確認します。コードに適用する修正を選択します。
コードで .NET タイプを参照する際は、完全修飾名前空間を使用するか、簡略化された名前のみを使用して名前空間を省略することができます (簡略化された名前をあいまいさなしで解決できる場合)。たとえば、String が他のクラスで使用されていない場合は、「System.String」と入力する代わりに単に「String」と入力できます。
エディターで電球クイック アクション [Simplify name Type] を使用すると、完全修飾名を簡略化された名前に自動的に置き換えることができます。
現在特定されている完全修飾名を簡略化するか、現在のファイル内 ([Document] をクリック)、または現在のファイルとその拡張コピーブック ビューに表示されるすべてのコピーブック内 ([Program] をクリック) で検出されるその名前をすべて簡略化するかを選択できます。
あらゆるプラットフォームで使用されるマネージ COBOL コードを記述する際は、電球クイック アクションを使用すると、事前定義された対応するマネージ COBOL タイプを持つ .NET タイプを COBOL 事前定義タイプに変換できます。これは、簡単に Visual Studio からエクスポートして Visual COBOL for Eclipse で編集できるプラットフォーム非依存のアプリケーションの記述に役立ちます。
これには、電球クイック アクション [Convert to COBOL Syntax] を使用します。このクイック アクションは .NET タイプに対して利用でき、System.UInt64 から binary-double unsigned のような変換を迅速に実行できます。
エディターで電球クイック アクション [Convert to portable COBOL syntax] を使用すると、.NET タイプを COBOL 事前定義タイプに自動的に置き換えることができます。