現時点での制約事項
このバージョンの
データファイル エディター
には次の制約事項があります。
このバージョンの
データファイル エディター
は、一緒にインストールした Visual COBOL または Enterprise Developer のバージョンでのみ使用してください。実行可能ファイルは、それらの開発製品の以前のバージョンとは互換性がありません。
構造ファイルは、クラシック レコード レイアウト エディターまたは DFSTRC Lコマンド ライン ツールを使用して作成されます。クラシック レコード レイアウト エディターは Windows の開発製品で使用でき、DFSTRCL コマンド ライン ツールは Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームで開発製品およびディプロイ製品に使用できます。クラシック レコード レイアウト エディターではデフォルトおよび条件付きのレイアウトを含む構造ファイルを生成できるのに対し、DFSTRCL ではデフォルトのレイアウトを含む構造ファイルのみを生成できます。どちらのツールでも、開発製品を使用して生成された
.idy
ファイルを使用する必要があります。
何らかの形式のファイル名操作が環境に含まれている場合、ファイルの編集はサポートされません。たとえば、
extfh.cfg
ファイル内の DATAFILE オプションや FILESUFFIX オプション、COBDATA 環境変数の設定などです。
この制限を回避するには、そのようなファイル名操作変数がシステム レベルで設定されないように、Windows のメニューから
データファイル エディター
を開きます。
サポートされる UNIX プラットフォームは、SUSE、Red Hat、Solaris SPARC、および AIX だけです。
Unicode ファイルはサポートされていません。
ファイル変換機能はありません
。この機能が必要な場合は、DFCONV コマンド ライン ユーティリティを使用してください
。
この製品の以前のリリースでは、拡張子
.dfs
の構造ファイルが使用されていました。これらのファイルは、クラシック データファイル ツールで使用されている従来の構造ファイル (
.str
) およびプロファイル ファイル (
.pro
) とは構造が異なります。このリリースから、従来の
.str
ファイルと
.pro
ファイルに戻っています。
.dfs
構造ファイルを使用している場合は、クラシック データファイル ツールを使用して同等の構造ファイルとプロファイル ファイルを作成する必要があります。
次の種類のデータ ファイルはサポートされていません。
ACUCOBOL-GT (Vision)
IMS
RM/COBOL
レコードまたはセグメントのレイアウトで、各国文字データ項目はサポートされていません。
ユーロ文字 (€) はエディターで正しく表示できません。この文字を含むファイルを開いた場合、直接編集しない限り、ファイルを閉じた後もそのままになります。
行順次ファイルにバイナリ文字を含めることはできません。INSERTNULL 構成オプションは、デフォルトで ON になりますが、無視されます。
行順次ファイルと相対ファイルで使用されるレコード終了記号は、Windows では 0D0A、UNIX では 0A です。LSRECDELIM および RELRECDELIM 構成オプションは無視されます。
順編成 ESDS ファイルのレコードを挿入または追加することはできません。
注:
通常のファイル システムでは、このタイプのファイルの末尾へのレコードの追加のみ可能です。
ESDS ファイルのレコードを削除またはサイズ変更することはできません。
注:
通常のファイル システムでは、このタイプのファイルのレコードを削除またはサイズ変更することはできません。
Fileshare で圧縮ファイルを使用する場合、データ ファイルを編集するには、ユーザー定義の圧縮ルーチン実行可能ファイルがクライアント マシンとサーバー マシンの両方 (および PATH) に存在している必要があります。
レイアウトを使用している場合、挿入モードでレコードを編集することはできません。上書きモードでのみ編集できます。
Windows クリップボードの制限により、エディターから切り取るかコピーしたテキストをクリップボードから貼り付けるときに、選択範囲に 0x00 が含まれていると、その文字まででテキストが切り捨てられ、後続のテキストは貼り付けられません。
上位ヘルプ:
データファイル エディター