REQUIRED 句は、画面項目の入力が必須であることを指定する。
一般形式
構文規則
- REQUIRED 句は、入力フィールドと更新フィールド、および集団項目でのみ使用できる。
- この句は集団画面項目に指定できる。この場合、その項目に従属するすべての適切な基本項目にこの句が適用される。
REQUIRED および EMPTY-CHECK は同等である。
一般規則
- REQUIRED 句は、ACCEPT 文の実行中に有効になる。ACCEPT 操作のいずれかのタイミングで画面項目内にカーソルが位置指定されると、画面項目が受け入れられる。この句の要件を満たさない限り、終了キーを押しても拒否され、カーソルは項目の先頭に再度位置指定される。
- この句の要件を満たすには、画面項目が英数字の場合は、空白でもプロンプト文字でもない文字を 1 つ以上入力する。画面項目が数値の場合は、ゼロ以外の値を入力する。
- 更新フィールドで REQUIRED 句の要件を満たすには、元のデータおよびキー入力データを使用できる。
- ACCEPT 操作を終了させるためにファンクション キーを使用する場合、REQUIRED 句は効力を発揮しない。構成オプションの詳細については、ユーザー インターフェイスに関する COBOL システムのドキュメントを参照。
- REQUIRED 句の要件を満たさない場合にエラー メッセージを画面に表示するように構成できる。構成オプションの詳細については、ユーザー インターフェイスに関する COBOL システムのドキュメントを参照。