.NET COBOL でのコードページの競合の例

Visual Studio は、WPF および WCF ユーザー インターフェイスにプログラムからアクセスできるように、COBOL で部分クラスを作成します。これらの部分クラスは自動生成され、ユーザーまたは Visual Studio によって更新できます。

次の例では、以下のようになります。

• Window1.xaml.cbl は、WPF (または WCF) ユーザー インターフェイスのソース コードです。
• CodePageStuff.Window1 は、上記のソースから生成される部分クラスです。このファイルは自動生成されるため、デフォルトで UTF-8 コード ページを使用してエンコードされます。
• PicLen.cbl は、同じプロジェクト内にあります。このファイルには、スペースで埋められている c PIC X(1024) フィールドの内容の長さを評価するための簡単な COBOL プログラムのソース コードが格納されています。

PicLen.cbl が既存のコードである場合、または手動で入力した新規のソース ファイルである場合、プラットフォームのデフォルトのコード ページではエンコードされません。例えば、英国では、これはコード ページ 1252 となり、日本語ロケール マシンでは、通常は Shift-JIS コード ページ 932 となります。

       call "PicLen" using stuff lStuff

逆方向のコード ページの呼び出しは、直接にはサポートされていません。アプリケーションが実行されると、COBOL ランタイム システムはエラーを生成します。Window1 の次のソース コードは、これを処理して例外を表示するコードを示しています。

PicLen と Window1 が異なるコード ページでエンコードされている場合、アプリケーションは次の例外を生成します。