XML 構文 - OPEN 文
XML 構文内の OPEN 文は、XML データを含んでいるか、含むことになる入出力ストリームを開く。
形式
構文規則：
- file-name-1 は、SELECT 文で ORGANIZATION IS XML として宣言されているファイル名である。
一般規則：
- OPEN 要求は、XML ストリームのツリーベースの内部表現を次のとおり設定する。
- KEY IS 句を指定した各種の入出力動詞により、その内部表現内でツリー ノードの交差、更新、削除、または挿入を行えるが、ディスクなどへの入出力操作は行われない。
- READ 動詞を基本形式で使用すると、入出力操作が実行され、以前の内部表現が削除されて更新される。
- WRITE 動詞を基本形式で使用すると、入出力操作が実行され、現在の内部表現が入出力ストリームにコミットされる。
- OPEN INPUT は、複数のルート要素を含む複数ドキュメントの XML 入力ストリームを開く。
- OPEN OUTPUT は、複数のルート要素を書き込める複数ドキュメントの XML 出力ストリームを開く。
- OPEN EXTEND は、複数のルート要素を書き込める複数ドキュメントの XML 出力ストリームを開く。ファイルの以前の内容はそのまま残され、その内容の後から出力が開始される。OPEN EXTEND は物理ファイルに対してのみ作用する。
- OPEN I-O は、プログラムの実行フローに基づいて、他のプロセス、コンソール、Web ベースのストリームへのパイプのようなストリームに対して、暗黙的にハンドシェイクを定義する。
- ハンドシェイクが容易にサポートされないストリームに対して OPEN I-O を実行すると、すべての入出力操作がファイル オフセット 0 に基づくことになる。この場合、複数の連続する READ (READ NEXT ではない) は、ファイル オフセット 0 に基づいて同じレコードを読み取る。連続する複数の WRITE (KEY IS 句なし) は、ファイル オフセット 0 からファイル全体を連続して上書きする。