重要: Linux 上の .NET Core は、早期採用者製品 (Early Adopter Product; EAP) 機能としてのみ提供されます。提供の目的は、これらの新機能のテストおよびフィードバックを行えるようにすることです。ファイル ロックはあらゆる状況で機能するわけではなく、例外が発生したり、無視されたりする可能性もあることに注意してください。今後もこの機能の開発が続けられ、パッチ
アップデートおよび将来のリリースによって追加のインターフェイスが提供されます。詳細については、Micro Focus SupportLine までお問い合わせください。
.NET Core をターゲットとする COBOL アプリケーションのビルドおよび公開に使用するコマンドは、COBOL アプリケーションのビルドに使用するコマンドとよく似ています。次の項目を指定する必要があります。
- 公開先。
- SelfContained パラメーター。true または false に設定して、自己完結型ディプロイで公開するかフレームワーク依存ディプロイで公開するかを示します。
- ターゲット プラットフォームを指定する RuntimeIdentifier パラメーター。.NET Core 用の COBOL アプリケーションを開発するために Visual COBOL でサポートされている有効なランタイム識別子については、「.NET Core の既知の問題点および制約事項」を参照してください。
たとえば、64 ビット Linux に対する自己完結型ディプロイの復元、リビルド、および公開操作を行う場合は、次のコマンドを実行できます。
msbuild project-name.cblproj
/t:restore;rebuild;publish
/p:Configuration=Release;SelfContained=true;RuntimeIdentifier=linux-x64