TRY 文 (JVM COBOL)

TRY...CATCH...FINALLY...END-TRY 構造は、構造化例外処理の基準です。

TRY ブロックを使用すると、実行時に発生する可能性のある例外についてコードのセクションをテストできます。CATCH ブロックでは、TRY ブロックの実行時に例外が発生した場合に処理する例外のタイプを指定する必要があります。FINALLY ブロックを使用すると、例外が発生したかどうかにかかわらず、TRY ブロックの後にコードのセクションを実行できます。

コンテキスト：

手続き部 文

try-statement

例外のローカル宣言の例

      *>   The example below shows that you can declare e at the point of use.
      *>   It is in scope until the end-try.
           try
               display "exception test"
           catch e as type Exception
               display e::Message
           end-try

ローカル変数のサンプルも参照してください。これらのサンプルは、Start > All Programs > Micro Focus Visual COBOL > Samples 、の場合JVM COBOL 言語リファレンスの場合 (Windows) または $COBDIR/demo (UNIX)。に用意されています。

その他の情報

TRY 文の内容は次のとおりです。

TRY statement-block: 実行時に発生する可能性のある例外についてテストするコードのセクションを指定します。
CATCH statement-block: TRY ブロックの実行時に例外が発生した場合に処理する例外のタイプを指定します。
FINALLY statement-block: 例外が発生したかどうかにかかわらず、TRY ブロックの後に実行するコードのセクションを指定します。

プログラムで RAISE 文を使用して例外を発生させ、この例外を呼び出し元に返すことができます。これは、一般的に「例外のスロー」と呼ばれます。