一般形式
サポートされている DISPLAY 文の書き方は次のとおり。

一般規則
- ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に MS コンパイラ指令を設定すると、DISPLAY 処理では集団項目を基本項目として扱う。つまり、項目自体を表示し、その下位の基本項目は表示しない。
- ソース コードを COBOL システムにサブミットする際に MS コンパイラ指令を設定すると、最初の作用対象が登場する画面位置を指定しない場合に、デフォルト設定として現在のカーソルの位置が採用される。
- 上記の規則 1 および 2 は、「DISPLAY 文」トピックに記載の DISPLAY 文の書き方 3 にも適用される。
- ERASE を指定すると、画面上の現在のカーソルの位置から先が消去される。
以下の 2 つの規則は、「DISPLAY 文」トピックに記載の DISPLAY 文の書き方 3 にも適用される追加規則である。
- WITH 指定のオプションおよび同意語は次のとおり。
BACKGROUND-COLOR BELL/BEEP BLANK BLINK FOREGROUND-COLOR HIGHLIGHT REVERSE-VIDEO SIZE UNDERLINE
- FOREGROUND-COLOR および BACKGROUND-COLOR。これらの句内で integer-1 はそれぞれ、画面項目の前景色および背景色を指定する。この値は 0 から 15 までであり、次のように定義されている。
0 |
黒 |
8 |
灰色 |
1 |
青 |
9 |
明るい青 |
2 |
緑 |
10 |
明るい緑 |
3 |
藍 |
11 |
明るい藍 |
4 |
赤 |
12 |
明るい赤 |
5 |
赤紫 |
13 |
明るい赤紫 |
6 |
茶 |
14 |
黄 |
7 |
白 |
15 |
高輝度の白 |
カラー画面で、FOREGROUND-COLOR オプションに 8 から 15 までの整数を指定することは、0 から 7 までの整数および HIGHLIGHT オプションを指定することに相当する。白黒画面では、これは単に HIGHLIGHT オプションを指定することに相当する。
カラー画面で、BACKGROUND-COLOR オプションに 8 から 15 までの整数を指定することは、0 から 7 までの整数および BLINK オプションを指定することに相当する。白黒画面では、これは単に BLINK オプションを指定することに相当する。