BIT 指定を持つ GROUP-USAGE 句は、記述項の左辺によって定義される集団項目を、用途がビットで項類がブールの基本項目として扱うよう指定する。別途指定される場合は、この限りではない。
NATIONAL 指定を持つ GROUP-USAGE 句は、記述項の左辺によって定義される集団項目を、用途が各国文字で項類が各国文字の基本項目として扱うよう指定する。別途指定される場合は、この限りではない。

UTF-81 指定を持つ GROUP-USAGE 句は、定義された集団項目が UTF-8 集団項目であることを指定する。集団および従属する集団内のデータ項目はすべて UTF-8 項目となる。
一般形式
構文規則
- GROUP-USAGE 句は、記述項の左辺が厳密に型付けされていない集団項目の場合にのみ指定できる。
- BIT 指定の場合、記述項の左辺に USAGE BIT が暗黙的に指定される。USAGE 句は記述項の左辺には指定できない。記述項の左辺に従属する基本項目はすべて、明示的または暗黙的に、用途はビット、字類および項類はブールとして記述する必要がある。従属する集団項目はすべて、明示的または暗黙的に、GROUP-USAGE BIT として記述する必要がある。
集団で使用できる最大文字数は 64 文字である。
- NATIONAL 指定の場合、記述項の左辺に USAGE NATIONAL が暗黙的に指定される。USAGE 句は記述項の左辺には指定できない。記述項の左辺に従属する基本項目はすべて、明示的または暗黙的に、用途は各国文字として記述する必要がある。符号付き数値データ項目はいずれも、SIGN IS SEPARATE 句で記述する必要がある。従属する集団項目はすべて、明示的または暗黙的に、GROUP-USAGE NATIONAL として記述する必要がある。

UTF-8 指定の場合、記述項の左辺に USAGE UTF-8 が暗黙的に指定される。USAGE 句は記述項の左辺には指定できない。記述項の左辺に従属するすべての基本項目は、明示的または暗黙的に用途は UTF-8 として記述するものとし、BYTE-LENGTH 句で定義する必要がある。