IDE のパフォーマンスの最適化

多数のファイルを扱う場合、Visual Studio のパフォーマンスに影響する可能性があります。パフォーマンスへの影響を最小限に抑えるために、必要でない場合はオフに切り替えることができるタスクや機能がいくつかあります。このような切り替えを活用できる領域を次に示します。

コンパイル

コンパイル時間を短縮するには、プロジェクトの次のプロパティのうち、不要なものを無効にします。

  • プロジェクトのプロパティの [COBOL] ページ：
    • [指令ファイルの生成]
    • [リスティング ファイルを生成]
    • [コード カバレッジを有効にする]
    • [プロファイラーを有効にする]
  • プロジェクトのプロパティの [Micro Focus Code Analysis] ページ：
    • [Run active rule sets after build]

プロジェクトへのファイルの追加

Visual Studio は、デフォルトではプロジェクトに追加されたすべてのファイルについてコンパイラ指令スキャンを実行するように構成されています。このスキャンは、ソリューション エクスプローラーの [指令の確定] コンテキスト メニュー コマンドを使用して手動で開始できます。

ソースのコード ベースが非常に大きい場合、自動スキャンによって IDE が遅くなる可能性があります。IDE で指令スキャンを実行しないようにするには、次の手順に従って無効にします。

  1. [ツール > オプション > Micro Focus Tools > 指令 > COBOL] をクリックします。
  2. [ファイルの指令の確定] を無効にします。

編集

大規模なコード ベースを扱う場合、エディターのパフォーマンスに影響する可能性があります。一部の IDE 設定については、使用していない場合は無効にすることで、パフォーマンスが向上することがあります。

  1. [テキスト エディター > Micro Focus COBOL > Advanced] をクリックします。
  2. 次の設定を無効にします。
    • [Enable outlining]
    • [Enable outlining for groups]
    • また、[Find All References scope] を現在のプロジェクトまたはプログラムに制限します。
注: これらの設定は、Visual Studio のパフォーマンスに影響がある場合にのみ無効にする必要があります。
上位ヘルプ： 大規模なコード ベースの操作