可変長バイナリ文字列

ホスト変数形式

OpenESQL

01 varbin-field1      SQL TYPE IS VARBINARY(2000).
01 varbin-field2      SQL TYPE IS LONG-VARBINARY(20000).
01 varbin-field3.
   49 varbin-field3-len    PIC S9(4) COMP-5.
   49 varbin-field3-data   PIC X(2000).

• SQL の BINARY、VARBINARY、および IMAGE データは、COBOL では PIC X (n) フィールドとして表されます。
• OpenESQL はデータ変換を行いません。
• データベースからデータをフェッチする際に、フェッチするデータ量よりもホスト変数フィールドが小さい場合は、データが切り捨てられ、SQLCA データ構造体の SQLWARN1 フィールドが「W」に設定されます。ホスト変数フィールドがデータ量がよりも大きい場合は、フィールドの空き部分に NULL 文字 (x"00") が付加されます。
• 次のいずれかを使用すると、BINARY、VARBINARY、または LONG-VARBINARY 列にデータを挿入できます。
  • 動的 SQL 文を使用する
  • ALLOWNULLCHAR 指令を使用してアプリケーションをコンパイルする
  • SQL TYPE ホスト変数を使用する
  • .NET Byte ホスト変数を使用する

• varbin-field1 形式は VARBINARY SQL TYPE を使用します。
• varbin-field2 形式は LONG-VARBINARY SQL TYPE を使用します。

注：01 varbin-field3 の使用中に SQLSTATE が 01004 エラー (データの切り捨て) を返す場合は、代わりに 01 varbin-field1 SQL TYPE IS VARBINARY(2000) を試してください。

OpenESQL .NET Managed Runtime

OpenESQL で有効な定義の他に、次の定義も OpenESQL .NET Managed Runtime で有効です。

01 varbin-field4      type System.Byte[].

OpenESQL .NET Managed Runtime アプリケーションにはバイト制限はありません。

DB2 ECM

01 varbin-field3.
   49 varbin-field3-len    PIC S9(4) COMP-5.
   49 varbin-field3-data   PIC X(2000).

• CHAR FOR BIT DATA を使用して BINARY を表します。
• VARCHAR(n) FOR BIT DATA を使用して VARBINARY を表します。
• LONG VARCHAR FOR BIT DATA を使用して LONG-VARBINARY を表します。
• IBM ODBC ドライバーは、IBM の同等機能の代わりに BINARY、VARBINARY、および LONG VARBINARY データ型を戻します。
• IMAGE データ型は、BLOB で表せます。
• DB2 は LOB (Character Large Object、Binary Large Object、または Graphical Large Object) を使用して、大容量の列 (最大 2 ギガバイト) を定義します。これらのデータ型では、静的 SQL を使用できます。