COBOL コマンド ラインを設定します。
制約事項: この関数は、ネイティブ COBOL でのみサポートされます。
 
 
構文:
#include "cobcall.h"
cobchar_t *cobcommandline(int flags, int *argcp,  
           cobchar_t ***argvp, cobchar_t ***envpp, 
           cobchar_t **namep);
 
パラメーター:
| flags | 
将来使用するために予約されています。値は常に 0 です。 | 
| argcp | 
C main() に渡される argc 引数のアドレス。 | 
| argvp | 
C main() に渡される argv 引数のアドレス。 | 
| envpp | 
C main() に渡される envp 引数のアドレス。 | 
| namep | 
将来使用するために予約されています。値は常に NULL です。 | 
 
 
 
例:
cobcommandline() を使用するコードの例を次に示します。
main(int argc, char **argv, char **envp)
{
    cobinit();
    cobcommandline(0, &argc, &argv, &envp, NULL);
    /* Rest of code here */
    cobexit(0);
}
 
 
説明:
この関数は、COBOL ランタイム環境を、引数で渡されたコマンド ラインで設定します。
C の main() を持つアプリケーションで、コマンド ラインに COBOL からアクセスする場合は、このルーチンを使用する必要があります。