MF_CLIENT_STATE_RESTORE

以前に保存または割り当てたレコードで、クライアント識別子が一致するものを復元します。

注: このルーチンはネイティブ COBOL でのみサポートされます。

構文：

call "MF_CLIENT_STATE_RESTORE " using client-id
                                      client-state
                                      client-length
                                      server-status

パラメーター：

	呼び出しプロトタイプ使用時 (「説明の読み方」を参照)	PIC (32 ビットシステム)
`client-id`	pic x(`n`)	pic x(30)
`client-state`	cblt-x4-compx	pic x(4) comp-x
`client-length`	「`説明`」を参照してください。
`server-status`	cblt-x1-compx	pic x comp-x

入力パラメーター：

`client-id`	クライアント識別子。
`client-state`	保存する状態情報。「説明」を参照してください。
`client-length`	状態情報に使用する空レコードの長さ。

出力パラメーター：

`client-state`	保存する状態情報。「説明」を参照してください。
`server-status`	操作の状態。「状態管理ルーチンの状態」を参照してください。

説明：

入力では、client-length はバッファーの長さです。出力では、client-length は復元されたデータの長さを返します。データは、入力に指定された client-length に合わせて右端が切り捨てられます。

client-state レコードには、任意の形式を定義できます。client-state のレコードの長さは client-length フィールドで定義します。

例：

 working-storage section. 
 ...
 01 client-id                pic x(30).
 01 client-length            pic xxxx comp-x.
 01 state-status             pic x comp-x.
 01 client-state.
   03 user-preferences       pic x(10).
   03 user-selection-list    pic x(80).
...
 procedure division. 
 ...
     call "MF_CLIENT_STATE_RESTORE"
            using client-id client-state 
                  client-length state-status
 ...