ディレクトリで特定のファイル指定を検索します。
注:
- この関数は非推奨です。下位互換性のみを目的として提供されています。CBL_DIR_SCAN ルーチンを使用することをお奨めします。
- この関数は、JVM COBOL ではサポートされていません。
構文：
call X"91" using result
function-code
parameter
パラメーター：
- result
- 次を含むグループ：
01 result 03 f-error cblt-x1-compx *> pic x comp-x.03 f-handle cblt-x2-compx *> pic x(2) comp-x.03 f-attrout cblt-x1-compx *> pic x comp-x.03 f-time cblt-x2-compx *> pic x(2) comp-x.03 f-date cblt-x2-compx *> pic x(2) comp-x.03 f-size cblt-x4-compx *> pic x(4) comp-x.03 f-fileout pic x(n) *> pic x(n)
- function-code
- 呼び出しプロトタイプ：cblt-x1-compx
- ピクチャ：pic x comp-x
- parameter
- 次を含むグループ：
01 parameter 03 f-action cblt-x1-compx *> pic x comp-x.03 f-attrin cblt-x1-compx *> pic x comp-x.03 f-filein pic x(m) *> pic x(m)
入力パラメーター：
- function-code
- 69 を含んでいます。
- f-action
- 実行するアクションを定義します。
| 0 |
最初に一致するファイルを見つけます。 |
| 1 |
次に一致するファイルを見つけます。 |
| 2 |
検索を早い段階で終了します。 |
| 3 |
一致するファイルを 1 つ見つけます。 |
- f-attrin
- 属性バイト。すべての通常ファイルと、このパラメーターの設定によって指定された属性を持つファイルが含まれます。属性を指定するには、ビットを次のように設定します。
| ビット 7 |
未使用 |
| ビット 6 |
未使用 |
| ビット 5 |
アーカイブ ファイル |
| ビット 4 |
サブディレクトリ |
| ビット 3 |
未使用 |
| ビット 2 |
システム ファイル |
| ビット 1 |
隠しファイル |
| ビット 0 |
読み取り専用ファイル |
- f-filein
- 必要なファイルの空白文字で終了するファイル名の指定。これには、ドライブ/ディレクトリまたは任意のワイルドカード文字を含めることができます。
出力パラメーター：
- f-error
- result のステータスが含まれます。
| 0 |
成功/ファイルが見つかりました。 |
| 1 |
これ以上ファイルはありません。 |
| 2 |
エラー |
- f-handle
- 検索ハンドル。このフィールドは、find-first 関数 (上記の f-action を参照) によって設定され、対応する検索終了が実行されるまで変更できません。
- f-attrout
- 見つかったファイルの属性バイト。
| ビット 7 |
未使用 |
| ビット 6 |
未使用 |
| ビット 5 |
アーカイブ ファイル |
| ビット 4 |
サブディレクトリ |
| ビット 3 |
ボリューム ラベル |
| ビット 2 |
システム ファイル |
| ビット 1 |
隠しファイル |
| ビット 0 |
読み取り専用ファイル |
- f-time
- DOS 形式で時刻ファイルが作成されます。
| ビット 15-11 |
時間、0-23 |
| ビット 10-5 |
分、0-59 |
| ビット 4-0 |
バイセカンド、0-29 |
- f-date
- DOS 形式で日付ファイルが作成されます。
| ビット 15-9 |
年、0-119 (1980-2099) |
| ビット 8-5 |
月、1-12 |
| ビット 4-0 |
日、1-31 |
- f-size
- ファイルのサイズ (バイト単位)。
- f-fileout
- 見つかったファイルの空白文字で終了する名前。
説明：
1 つのファイルを見つけるには、find-one 関数を使用します。
いくつかのファイルを見つけるには、find-first 関数を使用してから、find-next 関数を繰り返し使用します。一致するファイルがこれ以上見つからない場合、find-next は f-error で 1 を返します。これが返されるまで find-next の呼び出しを続行しない場合は、terminate-search 関数を呼び出して終了する必要があります。
f-handle フィールドは、find-first 関数または find-one 関数の実行前にはゼロに設定されている必要があります。その後、first、next、terminate シーケンスを使用する場合、このフィールドは検索終了後まで変更できません。find-one 関数を使用する場合、その呼出し後にこのフィールドは自動的に 0 にリセットされます。
f-error が 1 または 2 を返す場合は必ず、検索終了が自動的に実行されるため、terminate-search 関数を実行しないでください。
このルーチンは、\\server1\share1 などのネットワーク共有リソースの有無の確認に使用することはできませんが、\\server1\share1\* などのその共有上のファイルまたはディレクトリの検索には使用できます。