範囲符は、手続き部のある種の文 (範囲明示文) の範囲を区切り、明示範囲符および暗示範囲符の 2 種類がある。
明示範囲符には以下の種類がある。
- END-ADD
 
- END-PERFORM
 

 END-ACCEPT 
- END-CALL
 
 END-CHAIN 
- END-COMPUTE
 
- END-DELETE
 

 END-DISPLAY 
- END-DIVIDE
 
- END-EVALUATE
 
- END-IF
 
- END-MULTIPLY
 
- END-READ
 
- END-RETURN
 
- END-REWRITE
 
- END-SEARCH
 
- END-START
 
- END-STRING
 
- END-SUBTRACT
 
- END-UNSTRING
 
- END-WRITE
 
注: COBOL 言語の仕様が異なると、明示範囲符と対になる範囲明示文が異なることがある点に注意する。
 
暗黙範囲符は次の場合に使用される。
- 完結文の末尾で、それまで続いている前の文のすべての範囲が分離符の終止符によって完結する場合。
 
- 他の文を包含する文の中で、包含される文の後に続く、包含する文の次の句 (ELSE、WHEN、AT END など) により、包含される未完の文の範囲が完結する場合。