Visual COBOL for Eclipse を使用して、一部の UNIX/Linux プラットフォームで実行されるアプリケーションをデバッグすると、接続の待機に問題が生じます。Eclipse はリモート マシン上のデバッガーに接続しますが、コードをデバッグするプロセスにはアタッチしない場合があります。
この問題を回避するには、リモート マシンで TMPDIR 環境変数の設定を解除するか、Visual COBOL Development Hub サーバーおよびデバッグ対象の実行中のプロセスの両方に対して同じ値を設定してください。Visual COBOL Development Hub サーバーは、$COBDIR/remotedev/startrdoserver スクリプトで直接起動したサーバーか、$COBDIR/remotedev/startrdodaemon スクリプトで起動するデーモンを使用して間接的に起動したサーバーです。
Visual COBOL Development Hub サーバーで使用されている変数を確認するには、次の手順を実行します。
- Windows マシンの Eclipse で [Remote Systems] ビューを開きます。
- テスト対象のサーバー接続の [Shells] 要素を右クリックして、[Launch Shell] をクリックします。
- [Remote Shell] ビューで、[Command] フィールドに echo $TMPDIR と入力して Enter を押します。
TMPDIR 環境変数の値が表示されます。デバッグ対象のプロセスで使用されている環境変数と同じであることを確認してください。
注: Development Hub サーバーが使用する TMPDIR の値はリモート シェルでは変更できないため、デーモンまたはサーバーを起動する前に設定する必要があります。