呼び名は特殊名段落中に定義しなければならない。その方法の詳細については、「環境部」の章の「特殊名段落」を参照。また、実行時環境においてサポートされている呼び出し規則の詳細については、インターフェイスに関する COBOL システムのドキュメントを参照。
、ファイル節、または作業場所節
で、レベル 01 またはレベル 77 項目として定義されなければならない。特定の利用者定義語は、data-name-1 として 2 回以上現れてはならない。
2 回以上現れてもよい。
data-name-1 のデータ記述項は、REDEFINES 句を含んではならない。
REDEFINES 句を含んでもよい。
しかし、data-name-1 は連絡節のどこにおいても REDEFINES 句の対象にできる。
、ファイル節、または作業場所節 (ソース単位がメソッド定義またはメソッド プロトタイプ定義の場合は除く)
で、レベル 01 またはレベル 77 項目として定義されなければならない。 data-name-2 は、字類が数字、オブジェクト、またはポインターのデータ項目として定義しなければならない。
JVM および .NET COBOL の場合、data-name-2 の字類は何であってもよいが、長さが 8 バイトを超えてはならない。ネイティブ COBOL の場合、data-name-2 は comp-1 および comp-2 を除く任意の字類にすることができる。長さは、32
ビットのコンパイルでは 4 バイト以下、64 ビットのコンパイルでは 8 バイト以下でなければならない。
USING 指定には最大で 62 個のデータ名を指定できる。
、data-name-2、および data-name-3
への参照は連絡節中の記述に基づいて解明される。その記述で定義されている文字数が、活性化元要素中の対応するデータ項目よりも多いと、結果はどのようになるかわからない。この規則に外れるか、特定の実行時環境におけるシステム領域の最大許容サイズを超えると、システムは壊滅的な障害を起こす可能性がある。
関数、
またはメソッド
で使用される仮パラメーターの名前を指す。渡された引数は、活性化元ソース要素において次のいずれかによって識別される。
2 つの名前リストの間の対応関係は、位置に基づいて確立される。
活性化元実行時要素のリポジトリ段落に活性化先実行時要素のプログラム指定子が含まれていない場合、割り当てられたレコードは次のように扱われる。
割り当てられたレコードは引数と同じ長さと見なされ、引数が可変反復データ項目として記述されている場合は最大長が使用される。その引数がその割り当てられたレコードに何も変換せずに転記される。このレコードは、その後、活性化先実行時要素において、引数として参照によって渡されるものとして扱われる。
活性化先実行時要素が次のいずれかである場合は動作が異なる。
この場合、割り当てられたレコードは次のいずれかとなる。
次のいずれかにおいて、引数が送り出し側作用対象として使用され、割り当てられたレコードが受け取り側作用対象として使用される。
割り当てられたレコードは、その後、引数として参照によって渡されるものとして扱われる。
COBOL では、返却項目の領域が活性化元ソース単位で割り当てられる。活性化先要素に含まれるのは連絡節の正式な記述のみとなる。
この形式のオプション パラメーターは、.NET COBOL で使用できるオプション パラメーターとは異なり、VALUE パラメーターに適用される。このようなパラメーターは、「= default-expression」構文を使用して指定する。一般規則 18 を参照。