連絡節のフィールド名

入力または出力フィールドを操作できるように、複数の出口ポイントが用意されています。出口インターフェイスでフィールド名を渡す方法は、サービスを提供するプログラムの連絡節でそのフィールド名がどのように定義されているかによって異なります。次の 2 つの可能性があります。

• 項目が 01 レベルで定義されている。この場合、出口インターフェイスで渡されるフィールド名は連絡節のフィールド名と同じです。
• 項目が 01 レベルに従属するレベルで定義されている。この場合、出口インターフェイスで渡されるフィールド名は、そのフィールドが属するグループ項目の名前の連結が前に付けられたフィールド名で構成されます。個々の名前は「.」文字で区切られます。たとえば、次に示すレコード内のフィールド「e」は、「a.b.c.e」として一意に識別されます。

  01 a.
     03 b.
        05 c.
           07 d     pic x(4).
           07 e     pic x(4).
           07 f     pic x(4).
        05 g        pic x(4).
     03 h           pic x(4).
  

  フィールド自体がテーブルの場合、またはフィールドが属するグループ項目のいずれかがテーブルの場合、必要なテーブル索引は、名前に「(n)」を追加することで指定されます (n はテーブル内のフィールドまたは項目の位置を示します)。たとえば、次に示すレコード内の「c」の第 4 要素のフィールド「f」は「a.b.c(4).f」として一意に識別されます。

  01 a.
     03 b.
        05 c occurs 10.
           07 d     pic x(4).
           07 e     pic x(4).
           07 f     pic x(4).
        05 g        pic x(4).
     03 h           pic x(4).