ここでは、簡単なテスト ケースを作成する例を示します。これには、セットアップ コード、データ ファイルへの書き込みを行う簡単なテスト、およびテストの実行後に環境を整理するティアダウンが含まれます。メインのテスト ケース セクションに独自のテスト アサーションを含めることで、このテストをさらに拡張することができます。
新しいテスト プログラムが作成され、その中に最初のテスト ケースのスタブ コードが作成されます。
       environment division.
       input-output section.
       file-control.
       select cust assign to 'cust.txt'
          organization is line sequential. 
                  			 さらに、data division の行の直後に次のコードを追加します。
       file section.
       fd cust.
       01 cust-file.
          03 customer-id    pic 9(5).
          03 customer-info  pic x(65). 
                  		   
                  		open output cust
これにより、ファイルを開くことでテストが設定され、テスト ケース自体で実行されるファイル操作の準備が整います。
       move 0 to customer-id
       perform 100 times
        add 1 to customer-id
        move "A customer" to customer-info
        write cust-file
       end-perform 
                  			 テスト ケースでファイルに対する簡単な書き込み操作が実行され、失敗するとテスト ケースが失敗としてマークされます。これは、独自のテスト アサーションを追加するセクションでもあります。詳細については、「テスト結果の判定」を参照してください。
move "This is a simple test to write to a data file" to MFU-MD-TESTCASE-DESCRIPTION
close cust
ティアダウン セクションは環境を整理します。