注: OpenESQL および DB2 ECM のみ
構文
SQL [TYPE] [IS] TIMESTAMP
TIMESTAMP を使用して、すべてのタイムスタンプ情報を格納する単一の作業記憶域レコードを生成します。
- データは、固定の日付/時間フォーマットで編成する必要があります。
- 秒の小数部は、最大 9 桁までサポートされます。ただし、この値は対象の DBMS および ODBC ドライバーによって異なる場合があります。たとえば、DB2 ECM では秒の小数部は 6 桁に制限されます。Microsoft SQL Server の制限は 3 桁です。詳細については、DBMS または ODBC ドライバーのドキュメントを参照してください。
- 小数部データは左揃えで渡されます。このデータの桁数は、レコードで定義される桁数と同数にする必要があります。たとえば、小数部データを 9 桁で定義するレコードに小数値 678 を渡す場合は、値 678000000 を移します。
- 小数部データは、SELECT または FETCH 文から戻される場合は右揃えになります。
- SQL Server での日付/時間値の格納方法により、小数値の最後の小数桁は数字に応じて切り上げまたは切り捨てられます。次に例を示します。
| 渡す値 |
SQL Server が返す値 |
| 01/01/98 23:59.59.999 |
1998-01-02 00:00:00.000 |
| 01/01/98 23:59.59.995 |
1998-01-01 23:59:59.997 |
| 01/01/98 23:59.59.996 |
1998-01-01 23:59:59.997 |
| 01/01/98 23:59.59.997 |
1998-01-01 23:59:59.997 |
| 01/01/98 23:59.59.998 |
1998-01-01 23:59:59.997 |
| 01/01/98 23:59.59.992 |
1998-01-01 23:59:59.993 |
| 01/01/98 23:59.59.993 |
1998-01-01 23:59:59.993 |
| 01/01/98 23:59.59.994 |
1998-01-01 23:59:59.993 |
| 01/01/98 23:59.59.990 |
1998-01-01 23:59:59.990 |
| 01/01/98 23:59.59.991 |
1998-01-01 23:59:59.990 |
例
01 hv-name SQL TYPE IS TIMESTAMP.
この例では、次のように生成されます。
01 hv-name PIC X(29).