ホットバックアップの実行

コマンドプロンプトで、FSVIEW と入力します。

FSVIEW 管理ユーティリティが開始されます。

スーパーバイザーモードにログオンするには、admin logon <username><password> と入力します。ここでは <username> および <password> は Fileshare ログオン資格情報です。

サーバーにログオンするには、server set <server-name> と入力します。ここでは <server-name> は Fileshare サーバーの名前です。

backup init と入力します。

Fileshare は、現在、処理中のトランザクションのファイル操作のみを処理します。これらのトランザクションが処理されているときは、バックアップをキャンセルするために、FSVIEW プロンプトで backup cancel と入力できます。

すべてのセッションが処理されたら、制御が fsexitproc.cbl の 78-transactions-newlog 句に渡されます。

when 78-transactions-newlog
    *> Fileshare is ready to create a new log. 
     *> used when roll forward logging is enabled.
     *> default it to start new log
     *> set action to determine what occurs..
     *> don't start new log     value h"0000".
     *> start new log           value h"0001".
continue

この時点では、ログファイルが終了すると、データファイルはディスクにフラッシュされます。また、デフォルトのアクションが設定されている場合は、新しいログファイルが作成されます。

注: バックアップが完了するまで、新しい要求が繰り返されます。CCI TIMEOUT を十分な時間に設定することにより、確実に Fileshare クライアントがこの期間にタイムアウトしないようにします。詳細は、ロギングのためのベストプラクティスを参照してください。

ファイルの準備が整ったら、制御は fsexitproc.cbl の 78-transactions-suspended 句に移ります。

注: fsexitproc.cbl には、Diskshadow ユーティリティ (以下を参照) を使用してバックアップを作成する方法の例とスクリプトファイルの例が含まれます。希望のユーティリティを実行するには、この句をアップデートします。

when 78-transactions-suspended
   call "CBL_EXEC_RUN_UNIT"
      using "diskshadow.exe /s script.dsh "
                       by value  52
                       by reference runit-run-id
                       by value     runit-stack-sz
                                    runit-flags
                returning return-code
   continue

付属のスクリプトファイルの例

*> Example script.dsh for use with diskshadow.exe (Windows)
#DiskShadow script file
set context persistent nowriters
set metadata c:\diskshadowdata\example.cab
set verbose on
begin backup
add volume d: alias SystemVolumeShadow

create
unexpose p:
expose %SystemVolumeShadow% p:
end backup
*> #End of script

スナップショットを取得すると、Fileshare により通常のトランザクション処理が再開されます。

データファイルをスナップショットから安全な場所にコピーする必要があります。

ホット バックアップの実行

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